こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
アメリカ・メジャーリーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が、28日、今シーズンを184安打、打率272で終え、メジャーリーグでの11年連続200本安打の大記録を逃しましたね。
これは、日本球界初の200安打を達成した、オリックス時代の1994年以降、初めての出来事です。
しかし、さも、ショックを受けていると思われるイチロー選手は、意外と晴れ晴れした笑みを漏らしていたそうで、「200安打」という呪縛からとかれて、ホッとしたのだと思われます。
オリックス時代からイチロー選手の打撃フォームを分析してきた、中京大学スポーツ科学部の湯浅景元教授によると、「速い打球を打てなくなってきたことで、安打が少なくなった。また、一塁に走り込む走力(スピード)がわずかに遅くなっている。」と指摘しています。
湯浅教授は、イチロー選手の不調の要因に、「脚力の低下」を挙げます。
例年、時速155~157キロだったスイング速度が、今シーズンは150キロを切ることもしばしば・・・
日本の1軍クラスの選手と大差なくなってきたようです。
また、打撃動作の中で、踏み込む側の右足が地面についた際、好調時は10センチ以内で収まっていた目線の下がり具合が、今シーズンは15センチ前後に大きくなっている点も指摘されています。
ともに、スイングを支える脚力が衰えた証拠と見れるようです。
イチロー選手の打率は、長打率と連動してきました。
長打率はメジャー1年目の2001年から7年連続で4割を超え、最悪だった08年でも386でした。
しかし、今シーズンは335.
長打率は、「走力」と「長打力」で決まります。
つまり、走力も打球速度も、その原動力は「脚力」、つまり、「下肢の筋力」です。
一時的に爆発的な力を発揮する、「速筋(白筋)」の衰えが原因のようです。
イチロー選手同様、10年連続200安打を過去に記録している、名選手のピート・ローズ氏は、「今シーズンは、アメリカンリーグのピッチャーの出来が良かったということもあるだろうが、イチローは、右方向へのゴロが多く、内野安打を稼ぎやすい左方向への打球が少なかったような気がする。」と、200安打を逃した要因を指摘。
全安打の3割程度あった内野安打が、2割程度に減ったことを一因に挙げています。
ともあれ、「200安打の連続記録」という呪縛から開放された、イチロー選手の来年の活躍が、また、新鮮で楽しみですね![]()
フレー、フレー、イチロー![]()