こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
昨日に続いて、「健康の経済効果」、つまり、「健康投資」について考えてみましょう!
一般に、フィットネスクラブやスポーツクラブに通っている人は、施設を利用するための月会費として、だいたい5,000円~12,000円程度支払っています。
会費以外にも、クラブまで通う交通費、シューズやウェア、水分補給のスポーツドリンクなどなど、それに付随するお金もかかっていますね。
したがって、フィットネスクラブのメンバーは、少なくても1年間に10万円~20万円くらいは、「運動」という「健康投資」していることになります。
年額にまとめると、そこそこの金額ですが、利用1回分にすると、とても安く感じます。
月会費8,000円の方が、月に8回クラブを使うと、1回あたりの利用料は1,000円となります。
昨日紹介しました、東北大学の研究では、運動習慣は年間2~3万円程度の医療費の節約になっているということでしたから、10万円かけて2万円の節約では、あまり割りのいい投資ではないと考える人もいるかもしれません。
しかし、将来起こり得る疾病のリスク、および、その治療費分の医療費を、今から節約していると考えたらどうでしょう。運動習慣は、「利回り」のよい「健康投資」と言えるのではないでしょうか!
カナダの経済学者であるシェファード博士は、運動習慣により期待される「社会経済的恩恵」を次のように挙げています。
○疾病予防による医療費の削減
○医療サービスを受ける回数の減少
○仕事での生産性の向上
○欠勤日数の減少
○日常生活や仕事場におけるケガの減少
○老化による身体機能の低下の予防
○健康寿命の延長と労働力維持
つまり、運動を習慣的に行うことは、単に薬代や治療費などの「医療費」を節約するだけではなく、体力や身体機能を維持・向上させることにより、しいては、健康寿命(元気で長生き)を延長させ、生産性(パフォーマンス)を向上させる「利益」をもたらすと説明しています。
そして、これらの生涯にわたる経済効果として、運動実践のために要する費用(投資)1ドル当り、2~5ドルのリターン(回収)をもたらすと見積もっています。
どうですか?
「運動」への「健康投資」に対し、2~5倍の利回りは、とても高率で価値が高いですね!
1つ、事例を紹介しましょう。
昨年から、近所のフィットネスクラブに通っているOLのA子さんは、クラブ利用の月会費を1万円支払っているので、年間の費用は12万円になります。
では、この12万円の投資により、A子さんは、どのような投資効果を得たでしょうか?
有酸素運動の実践により全身持久力や集中力が高まり、残業も以前より楽にこなせるようになりました。
また、マシントレーニングでの筋力アップにより、腰痛を改善でき、治療院に行かなくて済むようになりました。
また、全体的な健康度のアップにより、以前より欠勤日数も減りました。
これらの経済効果を見積もると、
残業代: 月+2万円
治療代: 月-1万円
これだけでも、年間で30万円以上の利益を得たことになり、約2.5倍の「利回り」ということになります。
もっとも、フィットネスクラブでの、いわゆる「クラブ・ライフ」をエンジョイすることにより、
○若々しく魅力的になる
○かっこいい友人ができる
○新しい趣味が広がる
○生きがいができてエネルギーが沸いてくる
などなど、金銭では計り知れないメリットがいっぱいあることもまた事実ですね![]()