こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


最近の医療を見ていて、つくづく感じることがあります。


それは、病気の原因が一体どこにあるのか、また、何を解決すれば、その症状は完治するのか、この質問に対する答えは、1つではないということです。


たとえば、テニスプレーヤーが肘に痛みを感じた場合、とかく、肘の使い過ぎによる「テニスエルボー(肘)」だと判断して、肘そのものの痛みにアプローチしがちです。


しかし、症状は確かに肘に痛みとして現れていますが、その原因が、肘の使い方や使い過ぎではなく、実は股関節の回旋バランスの不具合であった場合、股関節の柔軟性を高めなければ、結局、肘の痛みは良くなりません。


つまり、痛みを「絶対悪」ととらえるのではなく、カラダの「バランスの乱れ」という観点で解釈すると、こうしたホリスティックな見方ができます。


また、「腰が痛い」という場合、筋膜症的な「いわゆる腰痛症」が全体の80%だと言われていますが、骨が原因の場合、内臓疾患から来る場合、または、心因性の原因による腰痛も存在します。


昨年12月5日のブログ:「椅子がこわい」で紹介した、ミステリー作家の「夏樹静子さん」の体験された腰痛の場合、「その原因は、夏樹静子(筆名)という作家の存在を出光静子(本名)が支えきれなくなっている」という、科学では一見証明できないような、まさに霊的(スピリチュアル)なものでした。


このように、病気や症状の原因がとても複雑で、カラダの不調をどう解釈し、どう受け入れるか、とても難しい時代になりました。



近年の医療においる患者(クライアント)と医師の関係において、「すべて医師の指示に従う」という従来の絶対関係を脱して、専門的な知識を持つ第3者に意見を求める、「セカンド・オピニオン」を取る方々が拡がってきました。


セカンド・オピニオンとは、クライアント(患者)検査や治療を受けるにあたって、よりよい決断をするために、主治医以外の専門的な知識を持った第三者に意見を求める行為のことです。


これは、主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきと言う考え方に沿ったものです。


つまり、医療における医師と患者のフェイズ(局面)も、下記のように、「科学的医学」の時代から、「技術とココロの医学の時代」へ確実にシフトしてきているんだなと実感します。


<科学的医学の時代>


○医師は権威者であり、感情的に中立

○患者は全面的に医師に依存

○痛みは「絶対悪」であり、薬と手術による治療が中心

○カラダは機械(メカ)であり、ココロとカラダは別である

○データ、統計など、デジタル情報の重視

○心身が正常に動いていればOK

○病気でないことが健康である


<技術とココロの医学の時代>


○医師は治療の協力者であり、医師の思いやりも治療の一部

○患者は個として自立しており、個人の価値観を重視

○痛みは「バランスの乱れ」であり、パターン、原因の追及による症状の治療

○病気はプロセスであり、ココロとカラダの両方が深く関与

○患者の習慣的報告、医師の直感も情報として大切にする

○医師の個性を生かした技術とココロの治療

○健康とは、総体的に健やかで積極的なライフスタイルの実践である


どうですか?


自分の健康の問題においても、他人任せではなく、まさに「自立」しなければならないということですねにひひ