こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


身体の骨格を隈なく支えている筋肉筋肉


筋肉の働きは、ただカラダを動かしたり、骨格を支えたりするだけと思っている人は多いと思います。


しかし、最近の研究では、ただ動くだけだと思われていた筋肉から、健康に重要な働きをする幾種類かの化学物質が分泌していることが確認されています。


この物質は、『マイオカイン』と言います。


ここ数年で世界中で研究が進み、脂肪の分解を促すもの、動脈の炎症を抑えて動脈硬化を防ぐもの、血管の老化を防ぎ認知症を予防するものなど、約30種類以上があると考えられています。

このマイオカインは、動いている筋肉からのみ分泌されるようで、運動中に脂肪や神経細胞、血管など、全身のさまざまな細胞や組織に働きかけて、身体を健常なコンディションに保つ作用があるということです。


さらに言うと、マイオカインは、筋力トレーニングによって新しく再生された、比較的若い筋肉より多く分泌され、それが成長ホルモンの分泌を促し、体内の脂肪を脂肪酸に分解して燃やすというメカニズムなのです。


おもしろいことに、マイオカインは、高負荷低反復(ややきつい)のレジスタンス・トレーニング(筋トレ)開始後約10 分位であらわれます。また、ジョギングのような有酸素運動では、開始後約1時間ほどで筋肉からの分泌が始まります。


概して、マイオカインが分泌されるのは、筋肉の中でも大筋群(比較的大きな筋肉)であることから、お腹、お尻、太股、ふくらはぎなど、下肢の筋力トレーニングが有効だということです。


一般的に、健康増進のための運動の実践を指導する場合、次のような流れになります。


①ウォーミングアップ(準備運動)

②有酸素運動

③筋力増強トレーニング

④クールダウン(整理運動)


つまり、準備運動のストレッチで運動開始のスイッチを入れて身体の関節をほぐし、次に有酸素運動でカラダ(特に筋肉)の温度を高め、そして筋力トレーニングで筋肉を鍛え、最後に疲労物質を効果的に除去するために整理運動のストレッチングを行うということです。


しかし、前述のように、マイオカインは、筋力トレーニングにより再生された比較的若い筋肉で、下肢に多く分布する大筋群より主に分泌されることから、上記の②と③の順番を反対にしたほうが、脂肪燃焼効果が高くなることがわかってきました。


つまり、準備運動の後、大筋群を中心とした、高負荷低反復(ややきつい)の筋力増強トレーニングをし、マイオカインを早く分泌させ、成長ホルモンの分泌を高めた後、比較的単純な連続運動(ジョギングや自転車こぎなどの有酸素運動)を長時間行うことで、体内の脂肪を脂肪酸に分解し、エネルギーとして消費させるというわけです。


ですから、脂肪燃焼を効果的に行うには、下記の順番でトレーニングするほうが、有効だというです。


①ウォーミングアップ(準備運動)

②筋力増強トレーニング

③有酸素運動

④クールダウン(整理運動)


さあ、あなたも上記の流れでシェイプアップ・トレーニング実践してみてはいかがですかにひひ