こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
1月30日(日)の深夜、サッカー
の『アジアカップ
』決勝戦、日本Vsオーストラリア戦をご覧になりましたか?
みなさんご存知の通り、延長戦後半の劇的なゴールで、見事、「ザックJapan」がアジア・チャンピオンに輝きました![]()
テレビのニュースで、凱旋帰国した選手やスタッフのコメントを聞いていると、「チームの団結力・結束力」や「チーム力・組織力」といった言葉が目立ちます。
しかし、この「チーム力・組織力」、単に組織の中で個人を一体化させただけではないように思われます。
行動科学のセオリーに、「3つのフェイズ理論」があります。
これは、個人と組織のあり方とそのダイナミクスを、3つの成長モデルで表した理論です。
第1フェイズは、「コーポレイト・アイデンティティ」、いわば「納豆
」のように、組織の中で個人個人がネバネバと粘着性で結びつき、お互いが依存し、くっつき合っている組織モデルです。同じ趣味のサークル、会社とそこに従属する社員などがこのフェイズです。そこには、「和をもって尊し」、「運命共同体」、「朱に交わって赤くなる」といった力学が働き、そこに居ると一見居心地が良く、ぬくぬくと暖かいですが、均質性が重視されるので、目立つ者は打たれてしまいます。
第2フェイズは、「パーソナル・アイデンティティ」、いわば「豆
」のように、個々が主張したバラバラの独立した存在となります。個人は、生存していくのに必要な程度に組織や他のスタッフと結びつきます。そこには、第1フェイズの暖かく包み込んでくれる母性や温情は許されず、孤独と不安の中で、個人は本当の自由と自立を獲得しようとします。このフェイズの個人は、自分を必要以上に大きく見せようとし、一見迫力がありますが、 持続性に欠けます。
第3フェイズは、「ネットワーク・アイデンティティ」、いわば「亀の甲羅
」のように、独立した個人が、より深い関係性と成長のために、意図的に結びつく組織モデルです。そこは、第1フェイズの「共同浴場的」な暖かさや、第2フェイズの「一匹狼的」な個人主義とも形を異にした、いわば化学結合の「かめのこう」のデザインに良く似たネットワークで、ある目的や使命のために、独立した個人が、豊かに結びつくのです。個人個人が独立した成長を求めながら、同時に、組織としてのダイナミクスを追求するのです。
サッカー日本代表チームは、まさに、この第3フェイズ・モデルのチーム・ダイナミクスのように思われます。
競争と共生のバランス、個人と組織のバランス、現実と理想のバランス・・・
個人の能力とパフォーマンスを最大限に生かし、同時に、組織としてのアウトプットを最大化・最良化する。
こうした第3フェイズの人間関係の中で、自分自身を成長させたいものですね![]()