こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
9月20日のブログでも書いたように、「筋力は、加齢とともに低下する」。概して、筋力は30歳代をピークに毎年2~3%程度ずつ低下し、60歳代を過ぎるとその低下はより急激となります。
また、筋力を増強するためには、その人の最大筋力(1RM)の60%以上の負荷を加えることが重要です。わかりやすく言えば、その動きを10回程度しか反復できない、「ややきつい」と感じる重さで、10回の反復を2~3セット、週2回程度実施する必要があるのです。
しかし最近、「スロー・トレーニング」という方法が注目されています。
これは、その名の通り、「ゆっくり(スロー)」行う運動のこと。もちろん、ただ単にゆっくりなだけでは効果がありません。運動の最中、ずっと筋肉の緊張を保つことが大切なポイントです。
たとえば、膝の屈伸運動「スクワット」(イスに座っている状態から立ち上がり、また、イスに座るという動作)の場合、膝を曲げきったり、伸ばしきったりせず、筋肉を常に緊張させながらゆっくりと動かすのです。4秒で立ち上がり、4秒で座りましょう。もちろん、イスに座ってしまわず、座るギリギリのところでキープし、またゆっくりと立ち上がるのです。、
筋肉内の血流を制限する(血液の流れをわざと悪くする)と、比較的軽めの負荷(重量)でも筋中に乳酸などの疲労物質が大量に溜まり、「激しい運動をした」と思いこむ。そして、その信号が脳に送られると、筋肉を修復しようと成長ホルモンの分泌が活発になり、実際にかけた負荷以上に、より高い効果が得られるというメカニズムです。
これは、腕や足の付け根をベルトで圧迫することで、強制的に血流を制限する、あの『加圧トレーニング』と同じ原理です。スロトレでは、通常の筋力トレーニングより、成長ホルモンの分泌が活発になることから、最大筋力の半分の負荷で、最大筋力に近い負荷で行ったときと、ほぼ同様の効果が得られます。
また、スロトレのメリットは、従来の筋トレより、軽い重量でトレーニングできるので、関節を痛めにくいこと。また、血圧が上昇しにくい分、脳や心臓に負担がかからず、初心者や高齢者にもやさしい筋トレ方法です。
さあ、みなさんも、「ゆっくりとスクワット運動」で、下半身の筋力アップとシェイプアップをめざしましょう!