こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


食事に関する、アメリカのことわざで、

You are what you eat.(あなたは、あなたが食べた物そのものです)

というフレーズがあります。


これをもう少し意訳すると、『あなたのカラダは、あなたが食べたもので構成されています。』ということになります。あたりまえといえばあたりまえのように聞こえるのですが、これは、決して物理的な「肉体」のことだけについて言っているのではないようです。


カラダの中には、約60兆個の細胞があり、この細胞によって、人間のカラダは構成されています。しかし、この細胞は、約1カ月~6カ月の間に、ほぼすべて新生され、形は同じでも、古い細胞から新しい細胞に何と生まれ変わっているのです。


たとえば、「骨骨」を例にとりましょう。

カラダの中の骨は、「破骨細胞」と呼ばれる細胞が、古くなった骨の細胞を破壊し、反対に、「骨芽細胞」と呼ばれる細胞が、新しい細胞を生み出す。この破壊と再生のサイクルが、約2~3カ月。つまり、私たちの骨は、いつも同じ形をしているけれど、その中(細胞レベル)では、常に代謝が行われ、死と再生のスパイラルを繰り返しているわけです。


私たちのカラダは、その細部に至るまで、それを構成するものの基をたどると、私たちが食べたものに由来する「元素」にたどり着きます。実際、私たちのカラダを調べてみると、私たちが何を食べていたのかがわかります。また、生命が失われた後でも、たとえば骨が残っていれば、生前の食生活を紐解くことができるのわけです。生命の神秘ですネ!


次は、アメリカのある大学の調査結果です。

小学生に、普段の食生活についてのアンケートを取ります。そして、比較的食生活が健全で、食事バランスが良い子供達と、逆に、偏食がちで、栄養摂取状況の悪い子供達の2グループに分けます。


そして、この2グループの子供に、今度は、メンタルヘルスについての質問をします。

たとえば、

「最近、イライラしたり、ムカムカしたりしますか?」

「人をいじめたり、殴りたくなりますか?」

「普段、キレることがありますか?」などなど・・・。


そうすると、驚くなかれ、栄養摂取状況の悪い子供のグループの方が、圧倒的に、これらの質問に「イエス」と答えています。つまり、普段の食事(栄養摂取)の良し悪しが、カラダの物理的な細胞の新生に影響を及ぼすのは当然ですが、それに加えて、精神的な要因にも、多大な影響を与えているということです。


食事は、単なるエネルギー補給ではありません。自らのカラダとココロを健全な状態、最適な状態に維持するための意思決定なのです。あなたが、どんな食物を選び、口の中に入れているか、その選択と行動が、あなた自身だといっても言い過ぎではないと思うのですが・・・にひひ