こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
今日は、11月22日。「いい夫婦の日」ですネ!
夫婦やカップルの皆さんは、パートナーに、「いつも、ありがとう」と、感謝の言葉を贈りましょう!
普段、なかなか照れくさくて言えないセリフでも、こうした特別の日をきっかけにして、思い切って言ってみると、意外と自然に言えるものかもしれません。
行動心理学の世界では、「ストロークとディスカウント」という考え方・メソッドがあります。「ストローク」とは、自他の存在や価値やその行動を”認めている”ことを伝える言葉や働きかけのことで、プラスのストロークとマイナスのストロークがあります。
また、「ディスカウント」とは、まさに「値引き」。自他の存在や価値、その行為を無視・否定・排除しようとする、ココロのメカニズムです。
プラスのストロークの代表的なものは、
握手する 拍手する
抱きしめる キスをする
うなずく 賛成する
ほめる 励ます
また、マイナスのストロークは、
注意する 反対する
叱る コントロールする
といった行為です。
さらに、ディスカウントは、
自殺 殺人 虐待
暴力 陰口 皮肉
無視 無関心
といった、最低の行為のことです。
私たちが生活している、あらゆるモーメントで、ストロークの交換が行われています。
たとえば、会社で朝、同じ部署の社員が、「おはようございます。」と言って出社してきたとき、
あなたの反応は、次のどれでしょうか?
①「おはよう!今日も、爽やかだね!」(プラスのストローク)
②「おはようはいいけど、今朝提出のレポートは、できてるの?」(マイナスのストローク)
③・・・顔を見ても、無言・無視・・・(ディスカウント)
人は、認められているという実感、心からの喜びや平安がエネルギー源となります。逆に、プラスのストロークが欠乏するとマイナスのストロークを求めてしまう傾向にもあります。たとえば、子供が親から、プラスのストロークを与えてもらっていないと、親の嫌がることを言ったりしたりします。マイナスのストロークは、マイナスのストロークを引き寄せます。
自分の周りに、プラスのストロークを増やしたければ、たとえマイナスのストロークを与えられたとしても、プラスのストロークを与え続けることです。
私たちは、生きていくために食物から栄養素を摂取します。これと同じように、プラスのストロークは、いわば、「ココロの栄養素」と言えるのではないでしょうか!