こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
虚弱な高齢者(特定高齢者)を対象とした『介護予防運動教室』では、必ず教室の実施前(スタート時)と実施後(終了時)に、いわゆる「体力テスト」を実施し、身体機能がどの程度改善したかどうかを客観的に評価すること、また、その体力の向上が、ADL(日常生活機能)やQOL(生活の質・生きがい)にどう結びついたかを評価することが義務付けられていて、とても重要な業務となります。
先日も、私がコーディネートしている、都内のある教室で、体力テストのサポートをして来ました。3か月前に実施した「事前評価」と比べると、歩行速度やバランス能力等で、有意な効果がでているようで、とても嬉しくなりました![]()
介護予防事業で実施する「体力テスト」の主な種目は、
●握力測定(上肢筋力)
●開眼片足立ち検査(静的バランス)
●通常歩行テスト(歩行機能)
●最大歩行テスト(移動能力)
●膝伸展筋力測定(下肢筋力)
●Timed Up & Go テスト(機能的移動能力)
●ファンクショナル・リーチ(動的バランス)
●長座体前屈(柔軟性)
などであり、数値で評価するため、その正確性が問われます。
今日は、この中から、「開眼片足立ち検査」の測定手順と注意点について記述しましょう!
①目を開けた状態で、片足だけでどのくらいの時間立っていられるかを測定する。
②軸足と挙げる足を決める。足の挙げ方や挙げる位置、高さ等は、もっとも安定する形で良い。
③挙げる足は、軸足にくっついてはいけない。
④測定は、片足を挙げた時から足が床に着くまでの時間を測定する。
⑤軸足がずれた時は、その時点までの時間を測定する。
⑥測定時間は60秒までとし、60秒を経過した者はそこで打ち切る。
⑦1回目の測定で60秒に達しなければ、2回目の測定を行う。
⑧測定中に被検者が転倒しないよう、細心の注意を払う。
⑨2回測定し、大きい値を採用する。
どうです?皆さんは、60秒間、片足で立ってられますよね!