こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。



今日は、ある企業の【健康セミナー】で、メタボ対策とウォーキングについて、講演してきました。メタボリック・シンドロームの予防・改善のために、運動の取り組み方について説明しました。しかし一般的に、普段あまり運動習慣のない人に、運動の実践を奨めても、なかなか長続きしないものです。また、運動なんかしたくないという人に運動の方法を教えても、なかなかハードルが高いですよネェ。



そこで、導入としてお勧めなのが、「生活活動量を増やす」という方法です。

 ●駅まで自転車ではなく歩いて行く。

 ●電車の中で席が空いていても立つようにする。

 ●通勤時、ひと駅手前の駅で降りて、歩く。

 ●普段、エスカレーターやエレベーターよりも意識的に階段を使う。

 ●シャワーで済ませるのではなく、ゆっくり入浴する。

 ●週末は、トイレ掃除を楽しむ。

 ●洗濯の時、乾燥機を使わず、庭(ベランダ)で干す。


たとえばこのように、いつもの生活を少しアクティブに変え、いわゆる“生活の中で活動量を増やす”のです。



このように、普段の生活の中で、少し行動をアクティブにするだけで、「生活活動量」は、結構増やせるのです。


ある調査では、OLのA子さんが、前述のように、やや不活発な生活を少しアクティブに変えただけで、何と1日合計345Kcalも多く消費できたという。「さあ、運動するぞ!」と構えなくても、また、「運動する時間がない」と嘆かなくても、この「無意識エクササイズ」とでも呼ぶべき方法で、生活活動量を増やすことから始めたらどうでしょうか!