仕事をしていて悲しいこと
何年も同じ仕事をしていると同じような案件を依頼されることが増えてきます。当然過去の経験を生かすことができますし、完成も早くて楽な仕事と言えば楽なのですが、悲しいこともたまにあります。
で、何が悲しいかと言うと、自己満足してしまって自己陶酔しているようなクライアントの希望を言われる時ですね。
何度も経験しているような案件の場合、こちらは当然長所も短所も知っているのですが、大した改善策がないどころか逆に短所をさらにひどくしてしまうような仕様を求めてくるクライアントがたまにいます。
「それは今までの案件の経験からするとやめておいた方が無難だと思いますが・・・」と提言してもほとんど無視されてしまいます。詳しい事情を説明しようとすると、
「こっちが考えたことにケチつける必要ないから、言った通りの仕様にしてくれ」
ポカーンですよ。機能低下に加えてユーザビリティも悪くさせてどうするんだろう?と悩んでしまいます。
そして運用を開始して数ヶ月ほどすると、電話が掛かってきます。
「全然アクセスが上がらない。あの機能が不便だという苦情ばかりだ!」
あの機能というのは当然「言った通りの仕様」の部分です。だから最初に言ったでしょうの世界です。
何度も同じような案件をやっていれば、やるごとに少しずつでも改善点を見つけながらより良いものになるよう改良を進めていくものです。ところがダウングレードのようなことを求められるような場合、良くなることなんてほとんどありません。むしろやる前から問題点がはっきり分かっている分、余計不安になります。
だからこそ言いづらいのを抑えて提言してみるわけです。
それなのにこちらの助言を無視した挙句に後になって「ちゃんと説明してくれなかった」みたいなことを言われると本当に悲しくなります。
説明しようとした時に遮ったのは誰ですか?って・・・