
私の買い物感が変わったのは、買わずに後悔したことが一番の転換期です。
まだまだ若かった頃、田舎に住んでまして…
(‥ゞポリポリ
着たい服も田舎にはなく、試合の遠征で街に行くことがありました。
田舎学校だったので、移動はバスと電車です。
試合後に電車の待ち時間があり、当時一番のお店に行きました。
行った理由は、どうしても服を買いたくて、年頃だったし…
母から服のお金をもらいました。
私自身凄く嬉しくて、散々見て、着て悩みました。
そんなに高くはなかったと記憶しています。
が…
結局買いませんでした(泣)
母の気持ちが嬉しかったのですが…
ファッション雑誌を毎月買っていたし、街に行くと必ず服ばっかり見てまして、遠征に行く私に好きな服を買いなさい!
って、それだけ言ってお金を渡してくれた母の気持ちは嬉しかったのですが…
実家は決して裕福じゃなかったし、だからといってバイトするわけでもなく、毎日部活に明け暮れていましたから。
部活に使う道具は、貯めたお年玉や小遣いで買ってました。
だから買いませんでした。
どうしても欲しかったのですが後悔したのは、言うまでもなく…
だからそれ以降、社会人になってからは、欲しいものは、欲しい時に買うです!
セールなんて待ちません。
卒業して実家を出て就職するとき、それまで貯めたお年玉や小遣いの残金は、通帳ごと母にあげました。
もう自分の稼いだ金で生活するわけだし、貯めたお年玉や小遣いは母(父も)が育ててくれたからあるもので…
だから私にはもう不要と判断しました。
その時の母の『ありがとう』って言った言葉と表情は20年以上たった今でも忘れません。