去年の10月に見た
あの海が見たい
月の光に照らされて
波は白く青く浮き上がる
真夜中でも
波は青いのだと
初めて知った
波の音以外は
何も聞こえない
都会では
見るコトが出来ない
満点の星空
瞬きをしたら
見逃してしまう
最後の輝きを放つ
流れ星
遥か昔
気の遠くなるような
時間の彼方に
放たれた光
見上げていると
自分が
どこを向いているのか
どこにいるのか
わからなくなる
霞み掛かった朝陽は
手で掴めそうな程
輝いていて
朝陽を受けて
反射する波は
真夜中の波より
穏やかで
今抱えてるだろう
ちっぽけな悩みや
どうしようもない悩み
行き場のない怒りを
忘れさせてくれる
地球が息づいてること
その上で成り立つ
自分の息吹
あの海が見たい
