ccTLDとは、国や地域ごとに割り当てられたトップレベルドメイン。nTLDとも呼ばれる。日本を表す「.jp」などがこれにあたる。コード体系は原則としてISO 3166規格による2文字のコードに基づいているが、一部例外もある。


 割り当て業務やDNSサーバの管理は、インターネット資源の調整・管理を行なうICANNによって認定された「レジストリ」と呼ばれる組織が行なう。日本のJPドメインを管理するレジストリはJPRS(株式会社日本レジストリサービス)である。


 ccTLDの取得用件はそのドメインのレジストリが決めている。世界中の誰でも取得できるgTLDと違い、その国/地域に存在(在住)する団体(個人)でないと取得できないという制限を課しているものもある。


 発展途上国の中には、gTLDのように誰でも取得できるようにして外貨を稼ごうとしている国もある。トンガの「.to」ドメイン、ツバルの「.tv」ドメインがよく知られている。