Flash Remotingとは、Macromedia社のWeb向けアニメーションツール「Macromedia Flash」の拡張仕様の一つで、Flashコンテンツを外部のWebサービスと連動させる技術。
Flash Remotingを利用するとFlashコンテンツをWebアプリケーションサーバと連動させることができ、サーバからデータを受け取ってダイナミックに表示内容を変化させ、また、ユーザの入力をサーバにフィードバックさせることができる。
従来のWebアプリケーションのクライアントは単純なWebページの組み合わせで表現せざるを得なかったが、Flash RemotingによりFlashをクライアントとして使うことができるようになる。これにより、Flashの持つ音声やアニメーションなどのリッチメディア機能を活用したり、ページの再読み込みなどを意識することなくスタンドアローンプログラムのような操作性を実現することができるようになった。
サーバ側の技術としてはMacromedia社のColdFusionなどが利用できる。Flashコンテンツ側ではActionScriptによってサーバとのやり取りを記述する。