一輪の花が咲いている。


それを“何だ、スミレの花か”と認識した時点で、目の前の花は「スミレ」という“言葉”に置き換わる。だが、“言葉の邪魔”を排して見続ければ、花はその花ならではの美しさを明かしてくれる。小林秀雄の有名な評論である。


私たちは多くの事象を「言葉」という記号に置き換える。


しかし、言葉の奥にある事実を見つめ、意味を突き詰めた末に、たどり着く真実がある。


「ヒロシマ」「ナガサキ」も、「終戦の日」もそうだろう。


小林自身は「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみるがいい」と、戦中に戦争を美化した反省を拒み、返す刀で、時流に合わせて戦争批判に転じた戦後知識人を冷笑した。小林の態度の是非はさておき、聞こえのいい言葉を聞き、世の空気を読むだけでは「真実」が見えないのは、いつの時代も同じだ。


戦中の為政者は「玉砕」などの美辞麗句を使い、国民を守るべき国家が国民に犠牲を強いる転倒をごまかした。このうそが、完全に崩壊した日が8月15日だった。


その焦土の中から、「立正安国」を掲げ、世界の平和と民衆の幸福のために立ち上がったのが、創価学会である。


きょう一日、歴史の真実を静かに見つめ、平和の大道を開く誓いを新たにしたい。(仲)


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71回目の終戦記念日ですね。

内閣官房長官談話

明日八月十五日は、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」であります。  

政府は、日本武道館において、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、遺族代表及び各界代表の参列の下に、先の大戦における三百万余の戦没者のため、全国戦没者追悼式を挙行いたします。  

この式典を政府が主催する趣旨は、今日の我が国の平和と繁栄の陰に、先の大戦において祖国を思い、家族を案じつつ、戦禍に倒れた戦没者の方々の尊い犠牲があったことに思いを致し、全国民が深く追悼の誠を捧げるとともに、恒久平和の確立への誓いを新たにしようとするものであります。 

明日の正午には、国民一人ひとりが、その家庭、職場等、それぞれの場所において、この式典に合わせて、戦没者をしのび、心から黙とうを捧げられるよう切望いたします。


平和は、大事。戦争は、本当に悲惨の二字しか生みません。


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