ヘレンケラー① | 心に残る言葉

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$sepiのブログ-ヘレンケラー①

もしも、この世が喜びばかりなら、
人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう。
(ヘレンケラー)


ヘレンケラーは2度来日しています。

1度目は戦前、日本人、岩橋武夫の来日要請と、
サリバン先生の「日本に行きなさい」という勧めで来日。
この時、時の大統領ルーズベルトより
「戦争を避け、日本との和平に協力してほしい」との密命も受けています。
特高警察の監視下、ヘレンは日本国内で大歓迎を受け、
以来、日本を愛し、また日本酒を愛飲したといいます。

2度目は戦後、特に被爆地である広島に出向き、大歓迎を受けます。
広島市長は「困難に立ち向かったあなたのことが励みになります」との挨拶し、
市民からの大歓迎を受けます。
ヘレンが今の日本に来たら、何をいうでしょうか。
心を痛めながらもおそらく「立ち上がりなさい」というでしょう。

ちなみに、なぜサリバン先生はヘレンに訪日を勧めたのでしょうか?
それはサリバン先生が、日本で江戸時代に国文学の分野で多大な功績を収めた
盲目の国文学者「塙 保己一(はなわ ほきいち)」という人物を知っていたからです。
サリバン先生から「塙 保己一」の話を聞いていたヘレンはそれを励みに学問に励んだそうです。
ヘレンケラーに関するトリビアでした。