金融制度調査会とは
「金融制度調査会とは」
1956年の杞憂制度調査会設置法に基づいて設置された大蔵大臣の諮問機関。金融制度調査会は、「金融情勢の推移に鑑み、金融制度の改善に関する重要事項を調査審議すること」を目的としており、これまで諸々の金融制度改革につおて審議を重ねてきた。例えば、91年6月には答申過去「新しい金融制度について」が取りまとめられ、利用者の立場、国際性、金融秩序の維持の観点から銀行・証券・信託の相互乗り入れや地域金融機関のあり方、政府系金融機関の取り扱い等について広範な提言がされた(この答申等を受けて92年3月には国会に「金融制度および証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律」いわゆる「金融制度改革関連法」が提出され同年6月に成立した)。