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所員さんや職員よりも、所長税理士に担当になってもらえる税理士事務所を選ぶべきですか?

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よくあるご質問(FAQ)

所員さんや職員よりも、所長税理士に担当になってもらえる
税理士事務所を選ぶべきですか?



一般的には、税理士本人が担当してくれる方がよいと言われますが、
良し悪しがあり、一概には言えないようです。




 税理士本人が対応(担当)することを売りにする小規模の税理士事務所が多くありますが、やはり実際に税理士先生本人が担当してくれることは経営者にとって心強いですし、同じ経営者としてスピード感のあるやりとりができるのは事実です。しかし、規模が大きくなるにつれて税理士本人だけが担当していくことには無理が生じてきますし、一つ一つの顧問先に対して割ける時間も少なくなってきてしまいます。この辺りが税理士にとっても、顧問先企業にとっても悩みどころです。 

 一方である程度大きな規模(職員を含め20名~30名以上の規模)の税理士事務所の場合、所員さんや職員がメイン担当となり、その後ろで所長税理士がバックアップをしてくれるという体制が多いようです。日常的な事務手続きや記帳はスタッフが、経営的に重要度の高い判断・相談は所長税理士とするといった具合です。この際、所員さんや職員スタッフが担当することに不安を感じる経営者が多いようです。

 しかし、実際のところは税理士本人に比べて、資格はもっていなくても、実務での経験を豊富に積んでいる所員さんや職員といったスタッフのほうが、実際の税務に精通していて頼りになる場合もあります。例えば、事務所スタッフを対象としたセミナーなどが、ときおり開催されていますが、その内容は非常に高度なものです。税理士資格を獲得することを目指している事務所スタッフを対象にしているため、税理士だけを対象とした研修に負けない質の高さです。

 また、本来であれば、税理士業務は税理士本人しかできませんが、実際には、税理士本人より所員や職員といったスタッフが実務をこなしている場合が多くあります。さらに事務処理にスポットライトをあてれば、パソコン用税務ソフトが充実している昨今では、事務所職員への依存がますます大きくなっています。経営者であれば税理士事務所の所長や税理士本人と相談をしたくなるのが常ですが、経営アドバイスではなく、純粋に税務のことだけを理解したいのであれば、税理士事務所のベテラン・スタッフと相談をするほうがより正確な場合もあります。

 資格を持っているが、新米もしくは、経験が少なくそれに近い税理士本人よりも、資格は持っていないが、実務経験が数十年というベテランスタッフが担当になってくれるほうが圧倒的に頼りになるケースも多くあります。





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