節税対策の税理士 > 税理士・会計用語集 > パイロット・テスト(pilot test)とは
「パイロット・テスト(pilot test)とは」
監査人が監査契約を締結するのに先立って、監査の実施が可能であるかどうかを事前調査すること。これは、財務諸表監査が近代監査として試査によることになっており、会社の内部統制組織の確立とその効果的な運用が監査の前提とされていることから、とくに内部統制組織を調査し、合わせて監査契約の内容を決めるのに参考となる資料を求めるために行われる。なお、パイロット・テストに関しては、以前の監査実施準則に規定されていたが、平成3年の改訂によって監査実施準則からは削除された。これは、監査の実施に先立つ問題なので扱わないこととなったもの。
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