二重責任の原則とは
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「二重責任の原則とは」
監査論のうえで問題となる原則。監査人は財務諸表、会計記録などを監査し、それに基づいて財務諸表の適否について自己の意見を表明するわけであるが、この場合、財務諸表、会計記録などが正確であるかどうかという問題と財務諸表の敵についての意見表明という問題とは別なのである。財務諸表などの正確性は被監査会社の責任であり、監査人は責任を負わない。監査人が責任を持つのは財務諸表の適否について表明した自己の意見に対してだけである。このように、責任の構造が二重に構成されているところから二重責任の原則と呼ぶ。
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