数日前にNHKの番組で「帰宅困難者」の特集がありました。
3・11の地震の時、東京で多くの帰宅困難者が出たことの検証番組でしたが、その中で、”3・11の東京は、帰宅困難者にとっては実際には非常に危険な状況だった”という反省がありました。
新宿や渋谷など大きなターミナル駅では、ごく短時間に群集が発生し、人の波で歩道橋などでは将棋倒しによる
事故の危険があったこと、高層ビルのガラスの落下で怪我人が出る危険があったことなど。
何かちょっとしたことで、パニックが起こる状況だったらしいです。
だから、地震で交通機関がマヒした場合は、無理に帰宅しようとせず、会社や公共施設に留まるべきだということでした。政府もそのようにアナウンスしています。
また電車がすべて止まったために道路には車があふれ、大渋滞となり、救急車などの緊急車両も移動に支障が出ていました。
これがもし、首都直下型の大地震だった場合、火災が発生しても大渋滞のため消防車が火災現場への到着に時間がかかるということが予想されます。
しかし、国の防災計画では地震による火災発生の想定はありますが、渋滞による消防車の到着遅れは想定されていないため、現実の消火活動は困難な場合があるらしいです。
これを番組ではシュミレーションしてみましたが、木造家屋の密集地帯では、1軒から火が出て、消防車が渋滞で5分到着が遅れた場合、すでに消火は困難で延焼は食い止められず、あたり一帯は燃えつくされるという結果になりました。
このシュミレーションは非常にショッキングでした。
実際にはたった5分の遅れなどということはなく、消防車が来ない状況も多いでしょうから、首都直下型の巨大地震が起こったら、東京はたぶん火の海になるでしょう。
国の死者1万数千人とかの想定は、まったく見当違いで、二桁くらい大きい数の死者が出るかも知れません。
明日くるかもしれない首都直下型巨大地震。
東京は、日本は、どうなっちゃうんでしょう?