楽天市場やYahooショッピングにせっかく出店したのに、一年続かずに諦めてしまうショップも多いです。

■思ったより売り上げが上がらない
■思ったより運営が大変


とおっしゃるショップオーナーさんがとにかく多いのです。

ですが実はそれは、始める前から分かってることなんです。

ネットショップは「ショップ」です。

出店するということは「お店を出す」ということです。

そう、ネットショップが長続きしない大きな理由は

「店舗である」という意識が薄いことにあります。




これが実店舗の出店であれば

■出店費用など予算、売上予測を事前に試算
■店舗デザイン、設計などにこだわる
■お客さんの導線を考え、商品をレイアウト
■ POPや値札のデザインや商品説明を工夫
■来店されたお客さんを接客し、購入を促す
■店舗責任者を置く
■売上報告を毎日確認
■仕入れと経費を監視
■集客方法を工夫、宣伝広告
■季節やイベントに合わせた飾りつけ
■商品の配置変え、効果検証
■次に活かすためにデータを残す



などなど、出店前からお店作り、運営の予測などあれこれシミュレーションして
実現可能なのか考え、人員配置を考え、責任者を任命し、『よしいける!』と思えるからお店を出しますよね。

これが、ネットショップとなるとどうでしょう。

途端に

■よくわからない
■専門の担当者がいない
■調べる時間がない



→制作会社にお任せ

になってしまうケースが多いのです。

・・・本当に多いです。

ここで思い出していただきたいのが
制作会社は「ショップ運営のプロ」ではない
ということ。

Web制作会社はあくまで『Web制作のプロ』なのであって、
専門外の業種の商品を扱う店舗を運営するプロではありません。

当たり前ですが。

Web制作会社というのは、ネットショップを「作る」のが仕事です。

少々乱暴に言うとお店をデザインして内装を施工する『工務店』の位置づけです。

お店を作ってくれた工務店に、そのままお店の運営を任せますか?

任せませんよね。

いくら付き合いが長い工務店だからと言って、

「新しくお店出すし適当にいい感じで作っといて~」

なんてオーダーしますか?

しませんよね。

ネットショップの経営者は、制作会社ではなく当然、あなたです。



第一、考えてもみてください。

制作会社はたくさんの業種のサイトを日々制作しています。

制作会社のお客さんは、あなただけではありません。

そういう、自分の専門業種でもないサイト運営をいくつも請け負って、すべてに結果を出すことは不可能です。

制作会社が『お任せ』されるのはあくまでお店を作ることだけで、
そのお店にどういう商品をどんな風に陳列すれば売れるのかを考えることではありませんし、
そのお店を運営するために何人のスタッフが必要か、人件費がどれくらいかかるかを考えることでもありませんし、
あなたのショップが扱う商品をいつどんな広告に掲載するべきかを考えることも制作会社の仕事ではないのです。

専門外でわからないことであっても、ショップを出して儲けるつもりなら、ある程度勉強しなくてはいけません。

『じゃあ、AmazonとYahooショッピングと楽天市場、どれが一番簡単?』

というご質問もよくいただきますが、
残念ながら、簡単に儲かるネットショップはありません。

楽天市場は4万店以上の店舗数に対してアクセス数は月間3億超え。
Yahooショッピングは51万店以上の店舗数に対して8千万のアクセスがあります。

ネットショップの店舗間の競争率は激しいのです。

「システムを使えば売れる」なんてことはありません。


ですから、ショップオーナーさんも勉強しなくてはいけないんです。

だからといってショップオーナーさんに『ネットショップのプロフェッショナルになりなさい』と言っているわけではありませんよ。


的確に指示を出せばきちんと形を作ってくれる制作会社と、
制作会社にどう指示を出せば思った通りのショップが作れるのかがわからないショップオーナーさんの間を取り持つために
私たちがいる、というわけです。

事前のマーケティングはもちろん、実際の運営フローを視野に入れて最低限の手間で商品を売るためのショップ設計、
年間のイベントやキャンペーンでの見せ方、制作スケジュールの管理、
3年以上のシミュレーションや試算を立てて、監視しながら随時見直し、
オーナーさんと相談してショップの力を最大限発揮できるように



儲けるためのWeb集客力最大限化を考えるのが私たちのお仕事です。