
星野楽天のエースになるべく帰国入団


米大リーグ、ブレーブスの斎藤隆、川上憲伸両投手が、プレーオフ地区シリーズの登録選手から外れることになった。5日、複数の米メディアが報じた。登録の最終期限は試合当日の7日(日本時間8日)だが、これで1999年から続いた日本選手のプレーオフ出場が途切れることになる。
斎藤はレギュラーシーズン終盤に右肩痛で約2週間登板がなく、2日の試合で2失点。AP通信など米メディアによると、5日はブルペンで25球を投げたが、首脳陣から登録選手から外れることを聞かされたという。
川上は今季序盤から結果が出ず、後半戦はマイナー落ちするなど登板機会が大幅に減っていた。
日本選手所属球団は、野茂英雄投手がドジャース1年目だった95年から今季のブレーブスまで16季連続でプレーオフに進んだ。ただ97年は伊良部秀輝投手がヤンキースの登録を外れ、98年は同投手の出場機会がなく、この2年間は日本選手がプレーしなかった。(共同)
楽天が来季監督として、阪神の星野仙一シニアディレクターの招聘を目指していることについて、巨人の渡辺恒雄球団会長は6日、「楽天が強くなるな。視聴率が上がるよ。ああいう人がきてくれるのは、いいんじゃないか」と、現場復帰を歓迎する姿勢を示した。
実績も知名度も十分の大物。他球団の話題だが、「楽天には最高の人事だろうね。もし入ってくれれば」と興味を引かれている様子だった。