
国内トップクラスの速球を武器とする右投げの投手で
15歳という史上最年少での日本代表入りとなった。
実業団でも球速100キロを超えるのは日本の女子では数人という中、岡村は105キロを記録

16歳以下による昨夏のユースワールドカップでは1次リーグのドミニカ戦で完全試合を達成し
準決勝、決勝と完投して日本の優勝に貢献した

今年3月に日本代表の合宿に参加し、「16歳以下代表とは全然(レベルが)違った」と力の差を痛感したという。
一方で日本代表の斎藤春香監督は、オーストラリアで行った同国代表との練習試合などで岡村に手応えを感じていた。
魅力は163センチの体から繰り出す速球だけではない。
「マウンドでは自分がエースだというような雰囲気だった。気持ちの強さを感じた。
勝負心を持ったダイヤモンドの原石。将来の日本のエースとして期待している」と同監督は話す。
同じ福岡県出身で、今回代表入りを辞退した上野由岐子(ルネサスエレクトロニクス高崎)を目標に、速球に加えて変化球や制球力も磨くことが今後の課題

世界選手権の先には、ソフトボールの五輪競技復帰を信じて「10年後に五輪で金メダルを」という夢もある。