サポーターなら応援するのが・・・。

報知スポーツから引用　

Ｊリーグの鬼武健二チェアマン（７０）は１８日、Ｊ１第１２節・仙台―浦和戦（１５日、宮城）の終了後、浦和の一部サポーターが仙台の選手バスが通り過ぎる際、外国籍選手に向かって人種差別発言を行った問題について、勝ち点減を含めた厳罰を科す可能性を示した。１７日にＪリーグ事務局に届けられた運営報告書には浦和の一部サポーターの問題行動が明記されており、鬼武チェアマンは「直ちに調査している」と発言。浦和に対し、人物の特定を求めている。

　国際サッカー連盟では０６年に各国リーグで起きた選手、監督、サポーターらによる人種差別行為に関し、１度目は勝ち点３、２度目は同６をはく奪するなど厳罰を科すことを決めている。Ｊリーグ規約にも罰則が明記されており、鬼武チェアマンは「（調査の）中身によってはそれなりの処置をしないといけない」と厳しい表情で話した。

　◆浦和は調査中
浦和は仙台戦後の騒動について、クラブ内で協議を重ねている。浦和サポによる人種差別発言問題について、クラブ関係者は「調査をしているし、続けていく」と厳密に対応するという。今回は人種差別発言に加え、スタンドからのペットボトル投げ込み、宮城スタジアムのイスの破壊、選手バスの取り囲みと４つの問題が発生。「一つずつ対応していかないといけない」とした。