中日の白井文吾オーナー(82)が
落合竜に今季巨人戦を16勝8敗のダブルスコアで勝ち越すよう命じた。
名古屋市内で行われた激励会であいさつ。
関係者によると昨年8勝16敗と大きく負け越しことに触れ
「これはいけない。今年は逆にしていただきたい。それでやっとバランスが取れる」と話したという。
中日は昨年、優勝した巨人と12ゲーム差の2位に終わった。
特に8月以降の直接対決で2勝8敗と大きく負け越し、独走を許した。
今年は、優勝を目指すだけでなく、ライバル巨人に痛い目をあわせ、留飲を下げようという構えだ。
オーナー指令を受けた落合監督は、V奪回への思いは胸に秘め
不言実行を貫く決意を伝えたという。
「この6年、いたるところで優勝、優勝と1人で騒いできた。
選手は勝つ喜びを知り、同時に負ける悔しさも知った。
だから、優勝とか言うけど、あえて口にしません。
必ずそこに到達する。
途中でギブアップしないと信じています」とTVインタビューに答えていた。