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収穫いっぱいで帰国した吉田えりは満面の笑みでＶサイン＝成田空港（撮影・田村亮介）
米独立リーグ、ゴールデンベースボールリーグのチコ・アウトローズから入団オファーを受けた吉田えり投手（１８）が５日、約１カ月の米国遠征を終えて帰国した。
小麦色に日焼けしたナックル姫が強い決意を胸に帰ってきた。「毎日、内容が濃かった。どんどん野球が好きになったし、アメリカでもう一度やりたい」。米球界挑戦への熱い思いを告白した。
アリゾナでのウインターリーグでは先発、中継ぎとして登板。初勝利もつかんだ。リーグ終了後にナックルの達人、レッドソックス・ウェークフィールドから直接手ほどきを受けたのは一番の思い出。本物の魔球を目の当たりにし「目標が明確になった。ウェークフィールド選手と野球をしたいし同じマウンドに立ちたい」ときっぱり。
昨年１２月に新独立リーグのジャパン・フューチャーベースボールリーグ（ＪＦＢＬ）の三重と条件付きで入団に合意しているが、米国滞在中にオファーのあった米球界挑戦へ気持ちは揺れている様子。「（三重には）今の気持ちを率直に伝えたい。親とも相談したい」。取材中には時折、英単語が飛び出すなど心はアメリカに残しているようだった。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000021-dal-base
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