☆EAGLEプロレス・プロモーション3月大会☆


2012年3月18日(日)小山市文化センター小ホール(観衆120名)



▼オープニングアクト『とちぎ未来大使』クッキング戦士クックマン お料理パフォーマンス

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▼アメリカス・タッグ王座返上

※第2代王者である近藤博之&ミスタータガミ組が王座を保持し続けたまま2年が経過。
 防衛期限を超えてしまう為、返上される事となった。
 尚、当日のセミファイナルで行われる吉田&近藤vs.ソルジャーズの試合が第3代王座決定戦となる。

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▼第1試合 シングルマッチ20分1本勝負


 ○佐野直【スタンリークラブ】(6分52秒 ブロックバスター・ホールド)●ミクロ【プロフェッショナルレスリング・ワラビー】

※試合開始直後、佐野がマイクを握りミクロに「自己紹介しろ!」と言い渡す。
 その言葉にミクロは自分が栃木県出身(宇都宮市)の女子レスラーである事を告げる。
 観客はご当地レスラーであるミクロに声援を送り始めた。
 その声援が届いたのか、容赦なく佐野の顔面に張り手を見舞うミクロ。
 小柄な体格を生かして立体殺法で佐野を追い詰めるも、キャリア14年の佐野は滅多に見せないブロックバスター・ホールドでミクロを沈め、自らの引き出しを誇示した。

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▼第2試合 タッグマッチ30分1本勝負


 ○島田宏【EAGLE】&渡辺宏志【夢名塾】(18分07秒 体固め)藤原秀旺【アライヴ】&●長屋亮治【夢名塾】 ※島田式ボディープレス


※事実上の初対決となる渡辺と藤原で試合はスタート。尚、藤原&長屋のセコンドにはアライヴの末吉利啓が就く。
 グラウンドの攻防で観客を魅了する渡辺と藤原、長屋がリングインすると師匠である渡辺が容赦なく攻め込んでいく。
 腕の極め合いを制し長屋は藤原に交代。すると、藤原は「島田出てこい!」とアピール。
 巨漢選手同士のぶつかり合いで、肉体の衝突する音がまたもや観客を魅了する。
 もう一つの初対決である島田と長屋の対戦では、島田が執拗に長屋の足を攻めつける。
 非情なまでの島田の攻撃に観客から長屋への声援が、藤原と末吉からは激が飛ぶ。
 渡辺に照準を絞った藤原&長屋だが、ミサイルキックの誤爆から一気に畳み掛けるヒロシーズ。
 最後は島田が長屋に放った豪快なジャンピング・ボムから島田式ボディープレスで若い長屋をリングに沈めた。
 試合後、敗れた長屋に怒りの矛先を向け、ふてぶてしく「俺は負けていない」と再度島田のPWCヘビー級ベルト奪取への執念を見せた藤原。ダメージの大きい長屋は末吉に担がれて退場した。

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▼セミファイナル アメリカス・タッグ王座決定戦(60分1本勝負)


 ○イーグル・ソルジャー【EAGLE】&スカイ・ソルジャー(18分01秒 エビ固め)吉田和則【栃木エンター】&●近藤博之【EAGLE】 ※近藤のエビ固めを切り返して。ソルジャーズが第3代アメリカス・タッグ王者となる。


※選手権宣言を読み上げたのは、希望したお客さんの男性。EAGLEでは初の試みとなった。
 (ファンの一人であるミスプロ48さんであることが判明。)
 「3本目のベルトは頂く」と王座奪取に意気揚々の吉田。しかしイーグルに放とうとした最初のトリプルステップ式ミサイルキックを失敗してしまうという出だしに。
 最初のクリーンヒットはスカイが近藤に決めたドロップキック。その後もイーグルが近藤を攻める。
 吉田&近藤も連携で立て直し、イーグルの右足に照準を絞る。
 根性で立て直したイーグル、スカイに交代すると近藤に対して怒涛の反撃。
 しかしロープ際に追い込まれた近藤は、スカイを逆に場外に放り出してプランチャ。
 追撃の吉田の三角飛びプランチャを阻止したイーグル。ソルジャーズの同時ケブラーダを炸裂させる。
 その後も一進一退の攻防が繰り広げられる中、ソルジャーズのダブル・インパクトを阻止した吉田&近藤が必殺のキダム式フランケンを炸裂させる。
 もはやこれまでかと思わせたが、イーグルが必死のカット。
 ならばと吉田はGENTAROから二冠王座を奪還したカズクラッチ2号を狙うが、逆にスカイが押しつぶしてあわやの場面を作る。
 スカイに触発されたか、イーグルが近藤にタイガードライバーを決めるが吉田のカットに阻まれる。
 今度は吉田&近藤が怒涛の攻めをイーグルに畳み掛けるが、イーグルはそれら全てをキックアウト。
 スワントーン・ボムまでカウント2で返された近藤が2度目の腕サソリを狙うが、ソルジャーが踏ん張る。
 逆にそこをエビ固めで丸め込んだ近藤だが、クルリと反転させたイーグルが大逆転のフォール勝ち!
 下馬評を見事に覆す勝利で見事第3代アメリカス・タッグ王座に君臨したソルジャーズであった。

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▼メインイベント 6人タッグマッチ時間無制限1本勝負


 木村浩一郎&峰浩也【EAGLE】&○TA☆KU【EAGLE】(19分06秒 TA☆KUタニック)HIROKI&アミーゴ鈴木&●山田太郎【666】


※期せずして「栃木連合軍vs.外様連合軍」の図式となったメインイベント。
 コール時、一番若い山田が木村に食ってかかるというひと昔前では考えられない光景が。
 特に注目されたのは木村とインディージュニア王者・HIROKIの対戦。
 期待された以上に激しくHIROKIを攻め込む木村、返していくHIROKI。
 中盤になると外様連合軍にTA☆KUが捕まり苦しい展開に。
 EAGLEのリングでしか見られないと思われるHIROKI・アミーゴ・山田だが連携もスムーズにこなす。
 TA☆KUを捕まえながら、相手コーナーへの挑発も忘れていない。
 だがこの度重なる挑発行為に対し、いつもは冷静な峰が激昂し突っかかっていく!
 その激昂に触発されたか、アミーゴにミサイルキックを炸裂させてようやく反撃の狼煙を上げるTA☆KU。
 タッチを受けた木村はHIROKI、山田の順に吹っ飛ばし、アミーゴには膝蹴りから人間風車。
 だがアミーゴの反撃からHIROKIのボディープレスが木村を襲う。
 ロープに飛んだHIROKIをラリアットでなぎ倒す木村。
 ここから峰vs.HIROKIからTA☆KUvs.山田と攻防が繰り広げられる。
 TA☆KUはミサイルキックから必殺のTA☆KUタニックを狙うが、踏ん張った山田がTA☆KUの脳天を垂直に突き刺した!
 チャンスと見るや、三人連続の串刺し攻撃からHIROKI&アミーゴのWブレーンバスターから山田のダイビング・ダブルニードロップと繋ぎフォールの体制に!
 これを返された山田はスインギング・ネックブリーカーから再びダブルニードロップへ、TA☆KUが寸前でこれをかわす。
 リングに上がっていた木村が自爆した山田に投げっぱなしのラストライド!
 続けて峰が援護射撃のディープインパクトを炸裂させ、最後はTA☆KUが再び放ったTA☆KUタニックでピンフォール勝ちを収めた!

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 意気上がる栃木連合軍に対し、HIROKIは「山田からフォール取った位で喜んでるんじゃねえよ。今度は俺から取ってみろ!」と言い放つ。
 「今度また峰とTA☆KU、やってやるよ!木村さんはいい。」と続けるHIROKIに対し木村は「また俺ともやってくれよ」とアピール。
 活躍を見せたNSBに対し賛辞の言葉を伝える木村、そして吉田和則。最後はメインで自ら勝利したTA☆KUがこの日の興行を締めた。

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