「試合時間17秒、17秒、勝者見た目が邦彦」
ナオキリングアナの結果を告げるコールが無常にも響いた館内。
「進めんじゃねーよお前も(館内笑い)、お前空気読めよ~」
わずか17秒で見た目が邦彦にフォール負けを喫したジャイアント小馬場。

「今年最後の試合で一瞬で負けるんだよ!!」
館内はしんみりしたムードどころか、笑い声が響き渡っている。

「ちょ、も一回やらせて、いいで・・・お前も帰ろうとしてんじゃねーよ!!」
勝利した見た目がが控え室に戻ろうとしている瞬間を見逃さなかった小馬場。
何としてでも引退だけは防がなければならない。
もう一人の姿、芸人・スギタヒロシ(39)が登り調子になっていくためにも。
しかし無常にも解説・カズミファイブが追い討ちの一言。
「さあ、お客様からは『お疲れ様でした』という言葉が!!」
すかさず反応する小馬場、「おいおい『お疲れ様でした』じゃねーよ!!」
そして「これ本当はお客さんにあげる予定だったんだけど・・・」と何やら手に取る小馬場。
そしてレフェリーのミスター村杉に差し出し「見逃してください」と一言。
見た目がに対しては「台本通りにやれよこの野郎!」と不機嫌モードの小馬場。
すると村杉レフェリーは「さっきの間違い!!」と堂々と言い放つ(笑)。
見ると村杉レフェリーの手には「うまい棒お徳用パック」が握られていた。
リング内では一番の権威を持つレフェリーを抱きこんだ小馬場。
いいのか、子供さん達の前でこんな光景を見せてしまって(笑)。
やる気満々の村杉レフェリー、そしていやいやながら見た目がも再試合に同意し始まろうとするが・・・
一部の観客(名物EAGLE親父さん)から「い~んたい!い~んたい!」というコールが(笑)。

親父さんに対して小馬場は「お前誰だバカヤロー!!」と返す。
注:EAGLE親父さんとは、小山や北関東地方で行われるEAGLEやとちプロの大会によく来場される方。
時にはあたたかく、時には厳しく試合を見ている。EAGLEの歴史に欠かせない人物である!!
何とか観客の同意も得、試合は再開される。思わぬ恥をかかされてしまった小馬場の逆襲は!?


・・・いきなり同じパターンで丸め込まれる小馬場・・・ダメだこりゃ。
しかし、買収効果があったのか村杉レフェリーのカウントは当人比3倍遅くなっていた!!

これには見た目がも納得いかない様子・・・ってそりゃそうだ。
カズミいわく「今のはカウント3.5くらい入っていたでしょうか?」いや、4は入っていた(笑)。
ここからは小馬場ワールドが展開される。

見た目がの胸板へのチョップ。

・・・数秒経過・・・

胸を押さえてダメージを感じる小馬場。と「お約束」を観客の前で披露する小馬場である。
昨年の天龍プロジェクト新宿大会、同様の動きを見せていた所・・・
一部の観客から「プロレスを舐めるな!!」「もう帰れ!!」という悲痛な野次が飛ばされていた。
しかし、西口プロレスのメンバーは必死になってプロレスのムーブメントをオマージュしている。
それを笑いに変える事は、それだけオマージュするレスラーをリスペクトしている証拠なのだ。
アントニオ小猪木言う所の「真剣なプロレスごっこ」なのである。
プロレスを愛する者であれば、彼らのムーブに対して大いに笑ってあげて欲しい。
それが彼らに対してとてつもない勲章なのだから。

ブレーンチョップ、逆水平チョップで逆転した小馬場は得意の11文キックで見た目がの胸板をぶち抜く。

そしてお約束の「アラーへの祈り式フォール」・・・カウントは1で跳ね返される。納得(笑)。
スタンドに戻りチョップを叩き込んで優勢に立った見た目が。
「この固い所(マット上)でジャーマンスープレックスやるぞー!!」とアピール。

バックに回って投げようとするが・・・さすがに無理。

踏ん張る小馬場をテークダウンさせ、仰向けの状態に。

エビの状態に小馬場を丸め込み、自らもその背後に回ってブリッジ。

両手をクラッチすると、はい、「帳尻合わせジャーマンスープレックス」の完成だぁ~!!

実はプロレス技のポテンシャルも高い見た目が邦彦。
コーナーに小馬場を固定し、対角線をダッシュして高い打点のドロップキックを決めた。

更に「帳尻合わせ式」ではない、正調のダイビング・ダブルフットスタンプ!!
(勿論小馬場の場所を細かくセットさせて決めた一撃なのであるが)
運動神経の高い所も見た目が邦彦の長点である。

これはヤバいと思った小馬場は場外にエスケープ、鉄板ネタの「かくれんぼ作戦」に出る。

見た目がは「小馬場はどこですか?」と隠れている(という設定の)小馬場に尋ねる。
隠れている(という設定の)小馬場は、事もあろうにEAGLE親父さんに向かって
「あっちにいます。」と言うが早いか見た目がは親父さんに襲い掛かる!!
すかさず背後から小馬場が反撃、鉄柱に見た目がを叩きつけていく。

反対側でも同様のかくれんぼ作戦を敢行。
今度は恐れ多くも美女♂menファンの女性を指差す始末・・・反撃しても良かったですよ(笑)。
場外で優位に立った小馬場は「帳尻合わせ式ブレーンバスターin場外」を繰り出す。
そして先にリング内に戻った見た目がをエプロンで捕まえると・・・

これまた鉄板ネタの「馬場さんオマージュなのにロープ渡り」を敢行!!

鉄板の中の鉄板である「股間打ち」は見た目がのアピールにより3回連続で行われた・・・
哀れ小馬場の股間は固いワイヤーロープに3回も打ち付けられた・・・ご愁傷様です。

「股間は死んでも(死んでませんが)体は生きている!」とばかりに吸い込み式河津落とし。
ところが二発目を狙った所で、村杉レフェリーが吸い込まれてしまう始末。
さすがは村杉レフェリー、見事な受身です(感心する場所が違っている)。


この隙を突いた見た目が、ボディースラムから芸人らしからぬミサイルキックを発射!!

押さえ込む見た目が、ところが村杉レフェリーは河津落としのダメージでカウントを入れられず。
気がついた時にはすでに遅し、見た目がの「幻の連続勝利」となってしまう・・・


小馬場を引きずり起こして首固め、横入り式エビ固めをそれぞれカウント2で跳ね返すと・・・

噂に名高い(?)見た目がクラッチで完全フォールを狙った・・・が・・・
村杉レフェリーいわく「フォールになっていない」という事で無効になってしまう。
※本来は体の一部分でも覆いかぶさっていればフォールになるのだが・・・
見た目がクラッチは「一部分も覆いかぶさっていない」為にフォールとして認められないのだ。




ショックを隠しきれない見た目が、すかさず小馬場は11文キックで追い討ちをかける。
カウント2で跳ね返されると、リング下から久し振りに取り出した「スーパー16文アタッチメント」!
栃木のリングで久々に見せたスーパー16文キックは、野望に燃える見た目がの胸板を貫き・・・
ガッチリとエビ固めに捕らえるとピクリとも動かず。小馬場が恥を倍返しした形での完勝!!
○ジャイアント小馬場(9分41秒 エビ固め)●見た目が邦彦 ※スーパー16文キック

勝ち名乗りを受ける小馬場、2011年最終試合を見事な勝利で飾った!!
・・・かどうかは当日観戦されていたお客さんの判断によるのだが・・・
ともあれ引退という最大の危機から脱した小馬場は、来年もまたリングに上がり続けるであろう。

完敗を認めた見た目が邦彦であった。
「小馬場さん、やっぱり小馬場さんはは高い壁でした!!
ただですね、今日は一勝一敗ですよ!!どうでしょうお客さん、この決着は・・・
(2012年)1月22日、越谷のケルベロス道場でやる興行に出て下さい!」
・・・と自身の行う興行をさりげなく(?)アピールした見た目が。
小馬場「何?どこでやるの?」
見た目が「越谷の大袋という駅です!」
ここで小馬場の思わぬ特技が発揮された。
小馬場「越谷っていうと、小山から行くと・・・
宇都宮線で行ったら、小山→間々田→野木→古河→栗橋→東鷲宮→久喜→新白岡→白岡→蓮田→東大宮→土呂→大宮で野田線に乗り換えて・・・
春日部で伊勢崎線に乗り換えて?」
見た目が「・・・で大袋駅です!」
カズミ「なるほど、わかりやすい~!!」
と、小山からの行き方をわかりやすく伝えた小馬場。さすがは地元出身である。
館内からは小馬場の思わぬ知恵袋に対して大きな拍手が沸きあがる。
そして1月22日の再決戦を約束した両者はガッチリと握手。
かくして妙な展開となった第2試合はハッピーエンドで終了した。

「ここでね、もうすぐクリスマスっちゅーことで、小馬場からプレゼントを持ってきました!」
と小馬場サンタから突然のプレゼントが観客に振舞われた。
うまい棒だったのだが・・・こういうプレゼントは値段じゃなく、気持ちが大事。
特に観戦していた子供達にとっては忘れられない(?)プレゼントとなったことだろう。
あたたかい空気が館内に流れる。
次に行われるプログラム、美女♂men Vloosomのライブに繋がるには十分すぎる空気だった。
そして、「史上初、女装男性のみのガールズバンド」による宴が始まるのであった・・・
~美女♂men Vloosomスペシャルライブ!~に続く。
ナオキリングアナの結果を告げるコールが無常にも響いた館内。
「進めんじゃねーよお前も(館内笑い)、お前空気読めよ~」
わずか17秒で見た目が邦彦にフォール負けを喫したジャイアント小馬場。

「今年最後の試合で一瞬で負けるんだよ!!」
館内はしんみりしたムードどころか、笑い声が響き渡っている。

「ちょ、も一回やらせて、いいで・・・お前も帰ろうとしてんじゃねーよ!!」
勝利した見た目がが控え室に戻ろうとしている瞬間を見逃さなかった小馬場。
何としてでも引退だけは防がなければならない。
もう一人の姿、芸人・スギタヒロシ(39)が登り調子になっていくためにも。
しかし無常にも解説・カズミファイブが追い討ちの一言。
「さあ、お客様からは『お疲れ様でした』という言葉が!!」
すかさず反応する小馬場、「おいおい『お疲れ様でした』じゃねーよ!!」
そして「これ本当はお客さんにあげる予定だったんだけど・・・」と何やら手に取る小馬場。
そしてレフェリーのミスター村杉に差し出し「見逃してください」と一言。
見た目がに対しては「台本通りにやれよこの野郎!」と不機嫌モードの小馬場。
すると村杉レフェリーは「さっきの間違い!!」と堂々と言い放つ(笑)。
見ると村杉レフェリーの手には「うまい棒お徳用パック」が握られていた。
リング内では一番の権威を持つレフェリーを抱きこんだ小馬場。
いいのか、子供さん達の前でこんな光景を見せてしまって(笑)。
やる気満々の村杉レフェリー、そしていやいやながら見た目がも再試合に同意し始まろうとするが・・・
一部の観客(名物EAGLE親父さん)から「い~んたい!い~んたい!」というコールが(笑)。

親父さんに対して小馬場は「お前誰だバカヤロー!!」と返す。
注:EAGLE親父さんとは、小山や北関東地方で行われるEAGLEやとちプロの大会によく来場される方。
時にはあたたかく、時には厳しく試合を見ている。EAGLEの歴史に欠かせない人物である!!
何とか観客の同意も得、試合は再開される。思わぬ恥をかかされてしまった小馬場の逆襲は!?


・・・いきなり同じパターンで丸め込まれる小馬場・・・ダメだこりゃ。
しかし、買収効果があったのか村杉レフェリーのカウントは当人比3倍遅くなっていた!!

これには見た目がも納得いかない様子・・・ってそりゃそうだ。
カズミいわく「今のはカウント3.5くらい入っていたでしょうか?」いや、4は入っていた(笑)。
ここからは小馬場ワールドが展開される。

見た目がの胸板へのチョップ。

・・・数秒経過・・・

胸を押さえてダメージを感じる小馬場。と「お約束」を観客の前で披露する小馬場である。
昨年の天龍プロジェクト新宿大会、同様の動きを見せていた所・・・
一部の観客から「プロレスを舐めるな!!」「もう帰れ!!」という悲痛な野次が飛ばされていた。
しかし、西口プロレスのメンバーは必死になってプロレスのムーブメントをオマージュしている。
それを笑いに変える事は、それだけオマージュするレスラーをリスペクトしている証拠なのだ。
アントニオ小猪木言う所の「真剣なプロレスごっこ」なのである。
プロレスを愛する者であれば、彼らのムーブに対して大いに笑ってあげて欲しい。
それが彼らに対してとてつもない勲章なのだから。

ブレーンチョップ、逆水平チョップで逆転した小馬場は得意の11文キックで見た目がの胸板をぶち抜く。

そしてお約束の「アラーへの祈り式フォール」・・・カウントは1で跳ね返される。納得(笑)。
スタンドに戻りチョップを叩き込んで優勢に立った見た目が。
「この固い所(マット上)でジャーマンスープレックスやるぞー!!」とアピール。

バックに回って投げようとするが・・・さすがに無理。

踏ん張る小馬場をテークダウンさせ、仰向けの状態に。

エビの状態に小馬場を丸め込み、自らもその背後に回ってブリッジ。

両手をクラッチすると、はい、「帳尻合わせジャーマンスープレックス」の完成だぁ~!!

実はプロレス技のポテンシャルも高い見た目が邦彦。
コーナーに小馬場を固定し、対角線をダッシュして高い打点のドロップキックを決めた。

更に「帳尻合わせ式」ではない、正調のダイビング・ダブルフットスタンプ!!
(勿論小馬場の場所を細かくセットさせて決めた一撃なのであるが)
運動神経の高い所も見た目が邦彦の長点である。

これはヤバいと思った小馬場は場外にエスケープ、鉄板ネタの「かくれんぼ作戦」に出る。

見た目がは「小馬場はどこですか?」と隠れている(という設定の)小馬場に尋ねる。
隠れている(という設定の)小馬場は、事もあろうにEAGLE親父さんに向かって
「あっちにいます。」と言うが早いか見た目がは親父さんに襲い掛かる!!
すかさず背後から小馬場が反撃、鉄柱に見た目がを叩きつけていく。

反対側でも同様のかくれんぼ作戦を敢行。
今度は恐れ多くも美女♂menファンの女性を指差す始末・・・反撃しても良かったですよ(笑)。
場外で優位に立った小馬場は「帳尻合わせ式ブレーンバスターin場外」を繰り出す。
そして先にリング内に戻った見た目がをエプロンで捕まえると・・・

これまた鉄板ネタの「馬場さんオマージュなのにロープ渡り」を敢行!!

鉄板の中の鉄板である「股間打ち」は見た目がのアピールにより3回連続で行われた・・・
哀れ小馬場の股間は固いワイヤーロープに3回も打ち付けられた・・・ご愁傷様です。

「股間は死んでも(死んでませんが)体は生きている!」とばかりに吸い込み式河津落とし。
ところが二発目を狙った所で、村杉レフェリーが吸い込まれてしまう始末。
さすがは村杉レフェリー、見事な受身です(感心する場所が違っている)。


この隙を突いた見た目が、ボディースラムから芸人らしからぬミサイルキックを発射!!

押さえ込む見た目が、ところが村杉レフェリーは河津落としのダメージでカウントを入れられず。
気がついた時にはすでに遅し、見た目がの「幻の連続勝利」となってしまう・・・


小馬場を引きずり起こして首固め、横入り式エビ固めをそれぞれカウント2で跳ね返すと・・・

噂に名高い(?)見た目がクラッチで完全フォールを狙った・・・が・・・
村杉レフェリーいわく「フォールになっていない」という事で無効になってしまう。
※本来は体の一部分でも覆いかぶさっていればフォールになるのだが・・・
見た目がクラッチは「一部分も覆いかぶさっていない」為にフォールとして認められないのだ。




ショックを隠しきれない見た目が、すかさず小馬場は11文キックで追い討ちをかける。
カウント2で跳ね返されると、リング下から久し振りに取り出した「スーパー16文アタッチメント」!
栃木のリングで久々に見せたスーパー16文キックは、野望に燃える見た目がの胸板を貫き・・・
ガッチリとエビ固めに捕らえるとピクリとも動かず。小馬場が恥を倍返しした形での完勝!!
○ジャイアント小馬場(9分41秒 エビ固め)●見た目が邦彦 ※スーパー16文キック

勝ち名乗りを受ける小馬場、2011年最終試合を見事な勝利で飾った!!
・・・かどうかは当日観戦されていたお客さんの判断によるのだが・・・
ともあれ引退という最大の危機から脱した小馬場は、来年もまたリングに上がり続けるであろう。

完敗を認めた見た目が邦彦であった。
「小馬場さん、やっぱり小馬場さんはは高い壁でした!!
ただですね、今日は一勝一敗ですよ!!どうでしょうお客さん、この決着は・・・
(2012年)1月22日、越谷のケルベロス道場でやる興行に出て下さい!」
・・・と自身の行う興行をさりげなく(?)アピールした見た目が。
小馬場「何?どこでやるの?」
見た目が「越谷の大袋という駅です!」
ここで小馬場の思わぬ特技が発揮された。
小馬場「越谷っていうと、小山から行くと・・・
宇都宮線で行ったら、小山→間々田→野木→古河→栗橋→東鷲宮→久喜→新白岡→白岡→蓮田→東大宮→土呂→大宮で野田線に乗り換えて・・・
春日部で伊勢崎線に乗り換えて?」
見た目が「・・・で大袋駅です!」
カズミ「なるほど、わかりやすい~!!」
と、小山からの行き方をわかりやすく伝えた小馬場。さすがは地元出身である。
館内からは小馬場の思わぬ知恵袋に対して大きな拍手が沸きあがる。
そして1月22日の再決戦を約束した両者はガッチリと握手。
かくして妙な展開となった第2試合はハッピーエンドで終了した。

「ここでね、もうすぐクリスマスっちゅーことで、小馬場からプレゼントを持ってきました!」
と小馬場サンタから突然のプレゼントが観客に振舞われた。
うまい棒だったのだが・・・こういうプレゼントは値段じゃなく、気持ちが大事。
特に観戦していた子供達にとっては忘れられない(?)プレゼントとなったことだろう。
あたたかい空気が館内に流れる。
次に行われるプログラム、美女♂men Vloosomのライブに繋がるには十分すぎる空気だった。
そして、「史上初、女装男性のみのガールズバンド」による宴が始まるのであった・・・
~美女♂men Vloosomスペシャルライブ!~に続く。