事業再生による経営再建を目指している最中の大手消費者金融アイフルは、グループの正社員の13%に当たる250人の希望退職を募集すると発表。これで4回目の希望退職募集となる。利用者が過去に払いすぎた利息、すなわち過払い金の返還請求が増え、負担が重くなってきたので更なるコストの削減に迫られた形だ。希望退職は35歳以上の正社員を対象とし、4月2日~20日までの募集、6月末付で退職となる。希望者には再就職の支援もするようだ。同時に契約社員など非正社員も同時期を目処に約200人削減することになっており、退職金などで16億円程度の特別損失が出る見込みだが、グループ全体で年間22億円の人件費削減となる予定。ちなみにアイフルは直近で2009年末に2000人規模の希望退職を募集しており、2007年からグループ全体で7割超の社員削減となっていた。消費者金融市場は借入できる金額を収入の3分の1に制限する総量規制の導入などにより貸付額がどんどん小さくなっていっている。また、2010年の武富士の破綻を景気として過払い金返還請求が急増した。アイフルはこの過払い金の返還をするため、更なる人件費の削減が必要と判断したようだ。