図面のDimXpert(2D図)の理論的に正確な寸法も「基準寸法」に | Solidworksユーザー日誌

図面のDimXpert(2D図)の理論的に正確な寸法も「基準寸法」に

●面のDimXpert(2D図)の理論的に正確な寸法も「基準寸法」に

こんにちは、こめです。


Solidworks 2010から、図面のDimXpert(2D図)での「理論的に正確な寸法」の呼び方も「基準寸法」になっています。2009では、図面のDimXpertでは「ベーシック」(1バイトカナ笑)、部品のDimXpertでは「基準寸法」になっていましたので、統一された形です。

意味はもちろん「理論的に正確な寸法」のことです。四角で囲んでくれますので、「基準寸法」の訳は誤訳です。

~~おさらい~~

JISの意味

基準寸法:
指示された単位で示し、線と適切な記号によって図面上に示された寸法数値。(JIS Z8317)

理論的に正確な寸法:
位置度、輪郭度又は傾斜度の公差を一つの形体又はグループ形体に指定する場合、それぞれ理論的に正確な位置、姿勢又は輪郭を決める寸法(距離を含む)を”理論的に正確な寸法”という。(中略)
理論的に正確な寸法は、公差を付けず、長方形の枠で囲んで示す。(JIS B0021)


四角で囲むのは、日本語では「理論的に正確な寸法」です。
ですが、DimXpertでは、「基準寸法」を選びます。


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