ゼロ公差(ゼロ幾何公差)でGo!(?)
JIS B0023の話題を書いたので、ゼロ公差の話題を少し。
その前にこのブログ内でもゼロ公差ゼロ公差言ってましたけど、ゼロ幾何公差が正しいですね。無知をひけらかしてしまってすいません。以上言い訳(になってない)。
ゼロ公差方式は最大実体公差方式(記号
)のような、寸法公差と幾何公差が関連する方式の一種で、最初に幾何公差に割り当てられるぶんをぜんぶ寸法公差に割り当ててしまい、幾何公差をゼロにするやり方です。JIS B0023の7にあります。
たとえば、穴径φ4.1~4.3、位置度φ0.1
としていたところを、φ4.0~4.3の位置度φ0
とします。
こうすることで位置度公差ぶん穴径の許容サイズを広げることができます。が、意図は変わっていないので実質同じ事です。よりリーズナブルな公差設定と言えます。
問題は、「公差ゼロって何考えとんじゃこのゆとりが!」と思われないか心配なことです。
あと個人的には、寸法数値(上記の例ではφ4.1~4.3、±で書くと4.2±0.1)の中心値が変わってしまう(4.15±0.15になる)のがなんとな~くきもちわるいことです。
なのでなんとな~く使いづらい。
この原因はおそらく普段CADCADしてるからで、もっと現実の物を見るようにすれば呪縛から逃れられるかなと思うんですが、なかなか…とにかくまだ今のところはなんとな~くきもちわるいです。
その前にこのブログ内でもゼロ公差ゼロ公差言ってましたけど、ゼロ幾何公差が正しいですね。無知をひけらかしてしまってすいません。以上言い訳(になってない)。
ゼロ公差方式は最大実体公差方式(記号

たとえば、穴径φ4.1~4.3、位置度φ0.1


こうすることで位置度公差ぶん穴径の許容サイズを広げることができます。が、意図は変わっていないので実質同じ事です。よりリーズナブルな公差設定と言えます。
問題は、「公差ゼロって何考えとんじゃこのゆとりが!」と思われないか心配なことです。
あと個人的には、寸法数値(上記の例ではφ4.1~4.3、±で書くと4.2±0.1)の中心値が変わってしまう(4.15±0.15になる)のがなんとな~くきもちわるいことです。
なのでなんとな~く使いづらい。
この原因はおそらく普段CADCADしてるからで、もっと現実の物を見るようにすれば呪縛から逃れられるかなと思うんですが、なかなか…とにかくまだ今のところはなんとな~くきもちわるいです。