WIRELESS WIREDと綴ってみて、WIRED WIRELESS でも意味は変わらんと気づく。
ネイティブに通じる英語かどうか知らない。
Bluetooth/ワイヤレスLANに対応したPCが増えてきて、その取説には電波干渉についての注意書きがされている。
自分のパソコンが飛ばす電波が、近くのたとえば無線放送局に電波干渉をすることがあるらしい。
意図せずして、SF的に言えば、「襲撃」してしまうことがあるというわけだ。
で、ワイヤードの場合は電波干渉とは言いにくいかも知れないし、干渉する、されるの違いもあるだろうが、
干渉は起きる。この場合は、「襲撃されている」ことになるのだが。
電波というから混乱するとすれば、電場、もしくは電磁場と言ってしまえばいいだろう。
スプリットさせて、モデムにつなぐ電話線はできるだけ短いほうがいいと言われている。
ワイヤーがワイヤレスな電場を拾うからだ。というか電場を発生させてしまって、ほしくもない電波を拾う。
それで、接続が切れる。
ADSL回線でネット接続するために、同期すべき先が、この別の電界の発生でわけがわからなくなるらしい。ADSL通信パスで起きるジッター(同期ずれ)で、技術屋さんは「瞬断」と呼ぶ。
LINEのインディケーターが一端消えて、ゆっくりとした点滅状態になる。
この段階ですでにブラウザは「ページが表示できません」状態になっている。
しかし慌てることはない。しばらくインディケーターを眺めていると点滅速度が速くなる。
加速し始めたらしめたものだ。やがて点滅は止まって同期が確立する。ここで再度接続を試みればつながる。
料金の払い忘れとか、猫が通ってうっかりワイヤーをはずしたとか、そういう寸断はあったが、今回のような現象は初めてだった。
いろいろとサポセンとかセットアップコンサルの5、6人と話した末に、これは回線の問題でも、こちらのワイヤーの問題でも、ハードの問題でもなく、電波干渉だと気づいた。
で、慌てなくなった。
ところへ、ソフトバンクBBからの営業電話が入った。例によって不快だったので、止せばいいのに、嫌みな質問をしてから切った(ソフトバンクを嫌ってはいない。だが、なぜああもアホな学生アルバイトを大量投入するのか、それだけはわけわからん)とたんにまたネットが寸断した。やば、意趣返しか! と瞬間思ったが、そこまではまだ通信技術も進んではいない。
この電話、ワイヤレスの子機で受けたのだった。
一時はモデムを替えてみようかとも思ったが、手順を踏んで良かった。
しかしついでに、価格ドットコムで探してみた。なんとモデム、ルーター安くなってるなあ。
こんなにいいものを! とつい思ってしまうほど。100Mbpsの光対応が3000円前後で手に入る!
ついでにSF映画「JM」も思い出していた。
- 東宝 JM
「黒震病」という流行病がはびこる近未来。ローテックが頑張る姿が、WIRED WIRELESSだった。
ビデオはあるが、突風で液晶テレビが粉々になって、観ることができない。
Flet's ADSLの113には、まだ、かけていない。
(続く)![]()