みなさん、ホームページの運用・活用は上手くできていますか?

 

近頃では、Jimdo、Wix、Ownd、ペライチのようなウェブサイトをビルドできるツールのおかげで、それほど専門の知識がなくても誰でもサクッと自分でホームページが作れるようになりました。そうした意味ではとても便利で良い時代になりました。

ただし、ホームページがある=集客できるというわけではなく、たとえホームページが出来たとしても「思ったように成果が上がらない」「お客さんがなかなか増えない」という悩みを抱えている人はもしかしたら多いのではないでしょうか?

 

ホームページをお持ちの方なら、SEO(検索エンジン最適化)という言葉をご存知の方は多いと思います。

 

Googleが見据えている本質は今も昔も変わりませんが、ランキングの基準は絶えず形を変えつつ進化しています。今や、SEOという言葉を表面だけ捉えて追いかけていると、こうした検索エンジンの変化に翻弄されてしまい、本質を見失ってしまうことにもなりかねません。

それどころか逆効果でしかない施策に時間を費やし結果を出せないまま疲弊していく可能性すらあります。

 

そこでBEEでは、本気でSEOを取り組みたい!見直したい!という方に向けて「本当のSEOって?効果が出るSEOとは? 2時間でわかるGoogle検索で上位表示するための知識と実践法 」セミナーを開催することにいたしました。

ここからSEOの基本をしっかりと抑えて成果につなげたいという方に向けたSEO専門セミナーです。

 

今回は東京から特別にSEOに関する著書「スピードマスター 1時間でわかるSEO対策(技術評論社)」を執筆された遠藤聡さんを講師にお迎えして、2時間みっちりと最新のSEOに関する知識と実践法について、札幌のみなさんに伝授していただきます。

 

今回だけの特別セミナーです。ぜひこの機会にご参加ください!

 

 

セミナー内容(概要)

本当のSEOって?効果が出るSEOとは? 

2時間でわかる「Google検索で上位表示するための知識と実践法」


SEOの基礎を理解して、SEOで何をしていけばいいのか「基本」を2時間でお伝えするセミナーです。

 

お申込みはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

 

対象

  • 自社でホームページを運用している小規模企業や個人事業者 のみなさま
  • 企業のウェブ担当者だけどいまいち成果が出なく困っている方
  • 長年ウェブサイトを運営しているがSEOに自信を持てていない方
  • ウェブ担当者、フリーランスでウェブ制作をやっていてSEOを基本から学びたい方
  • ホームページを作り自己流でSEOやってみたけど「これで本当に良いのかな?」と思っている方

※その他、ご不明な点があれば、お気軽に事前にお問い合わせください。

 

概要

開催日:2018年10月22日(月)

開催時刻:13:30〜(13:00開場)

セミナー費用:3,000円(税込)

定員:14名

 

場所:【TOKYO24】完全個室レンタルスペース<スズラン会議室>

北海道札幌市中央区大通東2-8-5 プレジデント札幌ビル607号室

アクセス:大通駅2番出口を出て大通沿いに進み、最初の信号(大通東1)を左に曲がります。次の交差点(大通東2)を渡ったところにプレジデント札幌ビルがございます。ビル名を確認し、建物内のエレベーターで6階へ上がってください。 

 ▼大通駅2番出口からのアクセス(google map)
https://goo.gl/maps/6bm7XCR37m92

▼プレジデント札幌ビル 周辺動画
https://youtu.be/v6UBYrb5dVM

 

 

セミナースケジュール(2時間)

  1. SEOの基礎 SEOで重要な考え方と認識
  2. SEOの準備 SEOに取り組むために考えるべきこと
  3. SEOに取り組む 内部対策と外部対策
  4. SEOの改善 質疑応答(15分) 

※セミナー内容は大筋この通りを予定していますが、予告なく変更する場合があります。

 

 

講師紹介

 

遠藤 聡 (えんどう さとし)

経歴:百貨店の催事企画運営会社にて、10年間放置されていたWebサイトを”もったいない”と社長に直談判をしてWeb担当者になり、仕事でWebマーケティングに取り組み始める。 その後、Webの仕事をしたいと思い、専門学校やWebデザイナーの元で修行を積み、株式会社ソーシャルメディア研究所でのWeb担当者などを経て、2013年に独立。 その後はフリーランスのWeb担当者兼Webマーケターとして、小規模企業のWebマーケティングを支援。

 

著書スピードマスター 1時間でわかるSEO対策(技術評論社) 

オウンドメディアWEBマスターの手帳 

 

お申込みはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

 

Amebaが提供するホームページサービスOwndは提供開始が2015年3月でしたので、もうかれこれ3年4ヶ月になるわけで、早いですね。あっという間に3周年通り過ぎていました。

 

軽く自己紹介など

このブログの筆者のことをご存知ない方のためにちょっとだけ自己紹介しますが、筆者はウェブ制作会社の代表であり、そしてウェブデザイナーとして制作まで自分でやっているそんな人間でございます。本格的なホームページ制作としてはJimdo(ジンドゥー)というサービスを専ら使っていて、そちらではJimdoExpertという称号もいただいていたりして、これまで何百という数多くのホームページ制作を手がけてきました。

 

そんな仕事ということもあり、OwndやOwnd以外のホームページサービスやブログサービスもいろいろお試ししてきました。このOwndは、サービスがスタートすると同時にお試しのつもりでホームページを作り、いくつか更新をしていたものが現在でも続いている・・・そんなところです。

 

近頃Owndをちょっと見直しているわけ

このまえこんなブログも書いてみたりして、Owndってそもそもどんな立ち位置だろう?どんな人に必要なホームページサービスなんだろう?と考える機会があったのですが、そこはやっぱり「初めてホームページというものを作ろうと思っている人」「ライトウエイトな感じでブログ中心にホームページを運用したいと考えてる人」じゃないかと。そんな答えにたどり付きました。自分なりにね。

 

近頃はホントいろいろとホームページを作れるツールがあって、いい時代になったなーと思うことばかりなのですが、それでもまだまだホームページを持っていない人はたくさんいます。個人事業でも、あるいはもう何十年も営業している会社であっても、まだ持ってないんですよというところは意外とあるのです。

そんな人が「そろそろホームページはじめようかな?」って思ったら、やっぱり多くの人が「最初からあんまり難しくないほうがいいなー」って普通に、いや漠然とでも考えるんじゃないかな。

 

Owndまってさにそういう人向けのホームページなんだろうなあ。そう思います。

 

筆者は今世に出ているホームページサービスは大きく分けると2種類あると考えていて、それは「盛ってるホームページサービス」「削ぎ落としたホームページサービス」じゃないかなと思っています。盛る、削ぎ落とすとは「機能」のことです。どちらが良い、悪いの話ではなく、性格というか方向性の違いだけなので、要はニーズに合っていればどちらであっても問題や不満はないということになります。

 

そうして見るとOwndはあきらかに「削ぎ落としたホームページ」側そのもので、徹底的に機能が絞り込まれ、ホームページの更新や維持のために必要な最低限の機能だけでできている感すらあります。もちろんこのことは必ずしもよいことばかりではありませんが、Owndに関しては「ホームページが初めてで難しいことがイヤ」ってひとでも、スタイリッシュで綺麗なホームページができるようにつくられていて、まさにそういう層をターゲットにしたツールであると感じます。そして、そこにOwndのニーズがあると最近わかりました。

 

Owndの使いごこちは?

それではここでOwndの使い心地についても書きたいと思います。

 

書き心地は?

実は書き心地にこだわったブログツールとかは他にもあって、g.o.a.t(ゴート)なんかもそうなんですが、このOwndもそういうツールと同様に、書き心地にはかなりこだわっている感があります。今もこうしてOwndでブログを書いていますが、書いていてまあ他のツールにはない爽快感があります。なんとも表現しにくいのですが、それはつまりとても感覚的なレベルでそう感じているのかもしませんね。(ちなみに、このブログはOwndのシェア機能によってアメブロでもシェア投稿しています。)

 

Owndはどちらかといえばメニューページとか会社概要ページといった固定ページ作成よりも、ブログ記事の作成に主軸を置いている感があり、とにかくブログを書くことに関してはとてもよいツール。これはブログエディタと呼ばれるブログ記事の編集画面の作りが秀逸であるということに尽きると思っています。ちなみにここで言っているエディタとは2016年7月にリリースされた「最新エディタ」のことです。

 

 

通常、ブログのエディタというものはまず四角い枠があって、その中にカーソルを入れて文章を打ち込む場所があるなんて感じの編集画面ですが、Owndは違います。Owndのエディタにはまずこの「枠」っぽいものはありません。真っ白いキャンバスに文字を書いてるような、そんな感じで、画像とか見出しが欲しくなったら、その場所にツール追加できる「+(プラス)」ボタンが出てきます。この感じは先程もちょっとふれたg.o.a.tに近いですが、それよりもっとシンプル。

個人的にはこのOwndの最新エディタが結構ツボです。

 

その他機能は?

先程からOwndは機能必要最小限と書いていますが、SEOや独自ドメインなどそういった施策は無料版であっても可能です。

ただし無料版では最大10ページまでしか登録することができず、子階層、孫階層に設定することもできません。このことからも「シンプルなホームページ限定」であるということになります。「行き止まりに後で気がついた!」とならないように、ここはあらかじめ知っておく必要があります。もちろんブログ記事数には制限はありません。無制限に投稿することができます。

 

カスタマイズは?

Owndはデザインを変更できるCSSとブロックのHTMLのみが編集可能です。カスタマイズ性としては制限が多い分、難しいとも言えます。一般には使えるCSSがOwndではエラーが出てしまうということも普通にあります。使えるコードだけでできることを考える作業はなかなか大変なものですが、もともとのテンプレートデザインがよく、またそれを崩さないような編集機能が備わっているため、多くの人には必要十分にも感じるでしょう。しかし、もっと個性を打ち出したいとなったときにはやはりカスタマイズも視野にいれたデザイン制作が必要になるはずです。BEEとしてはここは挑戦でもあります。

 

Owndがオススメなのはこんな人

Owndはアメブロと同じAmeba IDで使えます。これはAmebaサービスならではの魅力。既にアメーバ会員の人には取り掛かりやすい仕様ですね。そしてひとつのアカウントで複数のホームページを作ることができます。これも嬉しい。

 

ホームページにあれこれいろんな拡張性が欲しい人、結構なスキルがあって本格的なホームページがつくりたい人にはJimdoなどのホームページツールをオススメしますが、Owndはとてもライト感覚にホームページを運用したい人にはオススメできます。特にいままでアメブロをホームページ代わりに使っているなんて人は、悪いことは言いません。何かしら絶対アメブロではないホームページを最低ひとつは持った方がいいです。

 

ということで...

この度AmebaのREQU(リキュー)というサービスでOwndのオーダーメイドカスタマイズをはじめました。ホームページ超初心者なんで、Owndでも不安なんですという方もぜひご相談ください。

綺麗にカスタマイズされたデザイン(テンプレート)でホームページをスタートすることができますよ。BEEはOwnd公認セラーに認定されています!

 

「owndキャンペーン」は7月31日まで!

しかも今月中は「owndキャンペーン」開催中です!今だけ20%還元キャンペーン実施中!お得ですよー。今回、BEEではめったにやらない価格と内容でご提供しております。こんな機会はそうありません。ご興味あればぜひリクエストくださいね!

 

 

2015年にサービス提供が始まったAmeba Ownd。もちろんBEEもすぐに登録してお試ししました。そこからブログを数記事書いてみたのですが固定ページを作ることなく、結果として継続せずしばらく放置に近い状態に。はて、なんでこうなった?あらためて考えると、その理由としてはいくつか挙げられるのですが大体はこんなところかなと思っています。

 

  1. Owndはブログ性質が強くてアメブロと比較した場合、立ち位置がよく見えない?
  2. Owndの機能面において物足りなく感じる
  3. Owndはカスタマイズで可変できる範囲が狭いんじゃないかな
  4. Owndのサービス展開としての未来は?
  5. 自分としてはJimdoをメインサイトとして使っていて、なんの不自由もない。

 

5.は私個人の問題です。そして1.〜4.もOwndに抱いていた自分勝手な感想です。

ただそれでもユーザーが伸びているって・・・えっ?そうなんですか?

昨年11月で50万ユーザー突破ということは、実際、Jimdoの日本ユーザー数の3割弱というところと推測します。ただJimdoJapanは昨年の段階では8年目、Owndはまだ2年程度ということを考えると、これは・・・なかなか侮れない伸び率です。さすがサイバーエージェントと言ってしまえばそうですが、もしかすると他にもユーザーがOwndを選ぶ理由があるのかもしれない・・・。

 

そこで今回は、現在のOwndというサービスを自分なりにあらためて考えてみました。

 

 

Owndの今ってどうなってるの?

今年に入って、もしかするとAmeba Owndはサービス終了するのでは?とすら思っていました。いや、すみません。しかし、そんな最中にこのニュース。

え?プレミアムプランですか?

これはサービス提供側にとってはまったくもって余計なお世話かもしれませんが、大規模なユーザーを抱えているのに有料プランを持たないサービスというのはユーザーからすると「正直、大丈夫か?」と疑ってしまうわけで。「それ、どうやって運営していくの?」ということで心配になるわけです。

 

Owndはこれまで全ユーザー無料プランでの提供プランで通してきましたが、3年目にしてやっと有料プランになりました。有料プランの中身としては個人的にまだまだ希望ありますが、ひとまず一歩踏み出したこれからのOwndには期待が高まります。

 

 

ウェブサイトのクリエイトツールとして見た場合のOwnd

さて、ところでAmeba Owndは使えるツールなのでしょうか?

一般的なウェブサイト(ホームページ)を持つサービスと比較してみた時には、どういった特徴を持ち、そしてどんな立ち位置になるのでしょうか?

 

ご存知の方もいると思いますが、WordPress(ワードプレス)、Jimdo(ジンドゥー)、Wix(ウィックス)というツールが世の中にはあって、ウェブサイトを作る方法は一つではありません。そんな中でOwndはどういう性格・性質のツールなのでしょうか?もっと言うと、他のツールと何が違って、どこに特価していて、そもそも存在する意義はどこなのでしょうか?

 

そんなちょっとした探究心が芽生えました。

そこでここからは、それぞれのツールにどういった違いがあるか(今更ですが)あらためて確認してみます。まずは大御所から。

 

WordPress

WordPressはこの中では頭が飛び抜けた感じで、基本的にサーバーへのインストールが必要です。またセキュリティ面からもアップデートを含めてすべてがセルフサービスといった感じです。もし「ホームページが表示されなくなった」「今まで動いていたウィジェットがつかえなくなった」「サイトが何者かに乗っ取られた」というケースがあっても、全部自分でどうにかするか、あるいは制作会社の有料サポートなどを利用してでも運営するしかありません。

 

当然それなりのスキルやコストが必要になりますが、世界中のユーザーによるでウィジェット開発が進んでおり、何と言っても拡張性に関しては非常に優れたツールと言えます。運用ハードルはやや高めですが、「とにかく自分のやりたいことをなんでもやりたい」という人向きです。

 

WordPressにも大きく分けると2種類あってサーバーインストール型のWordPress.ORGとJimdoやOwndと同じようにインストールなしでインターネットに繋がっていればログインできるWordPress.comがあります。主流となっているのはWordPress.ORGのほうで、一般に「WordPress」と呼ぶ場合は、こちらを指します。

 

WordPressはまさに自力で運営・問題解決できる人のための強力ツールです。

 

 

Jimdo

Jimdoはこのブログを書いているBEEも好んで使っているウェブサイトビルダーと呼ばれるツールです。完全無料で使用し続けることもできますが、独自ドメインを使用するなどのために有料プランも用意されています。開発はすべてドイツ本社で進められていて、日本ではKDDIグループのKDDIウェブコミュニケーションズの運営によって事業展開されています。そのためサポート対応もしっかりしていて(メールのみ)、ホームページ初心者であっても比較的安心・安全に使えるツールと言えます。

 

Jimdoの特徴は「見たまま編集」で、まるでホームページをプレビューで見ているかのような画面でそのまま編集・更新ができます。画像や文章といった「コンテンツ」と呼ばれるブロックを追加しながらページを作り込んでいくことができます。ページの追加や階層管理も簡単です。ブログ機能も備わっているので固定ページと合わせてトータルでホームページの管理していくことができるのもオススメポイントです。

 

基本的にHTML・CSSを一切触らずとも編集・更新が可能ですが、カスタマイズして独自のレイアウトを作成することもできるなどの拡張性もあり、初心者からプロまでどのレベルにおいても使いやすいのが特徴です。ただしファイルのアップロードなどは特定のものに制限され、自分でサーバー内のファイルを操作するなどはできません。また固定ページが100ページ以上必要であるなどの大規模なサイトには不向きな面もあります。

 

無料であっても必要最低限のスペックがきちんと備わっているのがJimdoの特徴です。

 

 

Wix

Wixは非常にユニークなツールです。HTML・CSSを触らずにホームページのデザインや編集ができるところはJimdoと似ていますが、決定的に違っているのはページを構成する各パーツがドラッグ等で自由に配置調整までできるという点です。感覚的にはパーツが全部浮いて(フロートして)いるような印象で、ちょっと横にずらしたり、画像に文字を重ねたりということくらいならササッとできてしまうくらいの独特な操作感を持っています。

 

テンプレートのデザインセンスも高く、動きものパーツアクションも様々なバリエーションが標準機能として備わっています。拡張性もありWixCodeという機能を使用すればデータベースまで手を入れることができます。ただしベースデザインとなるHTML・CSSについてはユーザーが変更することはできません

あくまでWixの操作方法を習得することが必須で、デザイン、コンテンツの編集すべてがWixの操作画面上のクリックやドラッグや入力のみで行うことになります。それによって行われた編集・更新によって自動でHTML・CSSが書き換えられることになります。

 

よくJimdoと比較されるサービスですが、根本的な思想が違っている感じがします。Jimdoに近いツールではなく、どちらかと言えば「HTML・CSSを書かないWordPress」を目指しているように思えます。HTML・CSSを覚えなくて良い反面、使いこなすにはWixとしての「お勉強」が必要なので、簡単と思って飛びつくと意外に苦労します。

 

あと、弱点として良く言われるのは「ページの重さ」。編集画面もプレビュー画面も他のツールからみると重めで開くまでに時間がかかったり、操作がサクサクいかない場面に遭遇することがあります。現状では多機能であるが故の課題を合わせ持ったツールという印象です。無料版では広告が目立ちますので、ビジネス用途ならば有料契約がおすすめです。

 

 

Ameba Ownd

そしてこのOwndですが、既に上げた3種の中では最もライト感覚なウェブサイトツールという印象です。一言で言うと、すべてにおいてシンプルで機能も厳選されたものだけを取り入れている感じのもの。このことのメリットは「迷いどころが少ない」という点に尽きます。これならホームページ初心者であっても比較的簡単にページを作ることができそうです。

 

軽くサクッと、しかも初めてホームページを作りたい人でも、迷いどころを最小限にスタートできそう。

 

Owndはどちらかと言えば固定ページよりも、ブログを中心に展開したいという人に向いているツールです。ブログ機能は秀逸で、レコメンド(おすすめ)記事や人気記事の一覧など自動生成できる機能が揃っていて、それらは簡単にページに埋め込むことができます。

逆に固定ページに関してはあまり凝った見せ方はできません。機能が厳選されているということは「できることしかできない」ということと背中合わせでもありますが、それがこうしたところにも特徴として表れています。CSSは若干触れますが、デザインをカスタマイズするためのHTML、Javascriptの編集・追加は不可となっています。

 

またページについても無料プランでは10ページが上限となっていて、これでは足りないという人もいるでしょう。その場合は有料プランに契約すると無制限にページを作成することができます。ただし、Owndではページに階層をつけることはできませんので、どんなにページ数があってもすべて横並びのメニューとなってしまいます。ただページを増やすだけでは煩雑になりそうです。つまり現状においては、それほど多くのページ数を持つこと自体がナンセンスなことと言えそうです。(一応ディスプレィにおいて一定幅を超えたメニューはハンバーガーナビに折り畳まれます)

 

いろいろな意味で使い込んで行くとあれこれやりたくなりそうですが、むしろそこをグッとおさえてシンプルな構成を工夫できる人や、はじめからそれほど多くを求めない人にOwndは向いています。

編集もやはり機能が厳選されていますが、その操作感は他のどのツールにもない爽快感があります。ブログなどは「書いていて気持ちいい」と思えるものです。またアメブロやFacebook、Twitterへのシェアも簡単です。

 

ちなみにOwndからアメブロにシェアされた記事は、アメブロ記事としてそのまま投稿されるので、まるでアメブロで書いたかのように見えてしまうのですが、そちらはダミー的な扱いとして<meta name=”robots” content=”noindex” />のメタタグが付与されており、検索にはヒットしない(はず)です。※本件については検証中でもあります。

 

 

結論:Owndはどんな人が欲しがるツールなのか?

さてここまで違いを書いてきましたが、以上の違いや特徴から考察すると、Owndを使いたい人、Owndが向いている人の多くはホームページ初心者でしょう。あるいは軽くサクッとホームページが作りたくて、固定ページも数ページで良くて、あとはブログ更新を中心に運営できればOKという人にはハマると思います。

 

日頃、Jimdoのような多機能でオールインワンでそれでいて比較的カンタンに更新できるツールをオススメする機会が多いのですが、それでも「難しい」と言われることはあります。そのような人にとっては「もっとカンタン」「もっとライト」なものが必要だと思うことはあります。すべての人に高スキルを求めるのも酷な話です。そうしたときにOwndは選択肢のひとつになりそうです。

 

「Skypeは無理だけどLINEならできる」という人は主婦さんを中心に意外に多くいますし、それを否定してもはじまりませんね。ホームページも人に合ったコーディネートが必要です。

 

同じツールでもどこまで使うかという問題もありますし、難易度とは一概には言えないかもしれませんが、標準的な使いかたを考えた場合には以下のような順番になると個人的には判断しています。(難しい順から)

  1. WordPress
  2. Wix
  3. Jimdo
  4. Ameba Ownd

Ameba Owndはシンプルに徹しているため、ホームページであれこりやりたい、使い倒したい、次のステップにふさわしいウェブサイトが欲しいというヘビーな要求には応えにくいツールです。ここは事前に知っておく必要があります。

 

それよりも高いレベルを望むならJimdoかWix、あるいはもっとスキルがあるならWordPressに挑戦してみると良いでしょう。もちろんこれだけではなく、他にもconcrete5、Drupal、Weebly、a-blog cms、‎BiND、Tumblrなど様々なツールがあります。こちらも興味があれば検索してみてください。結果としてどれでもウェブサイト(ホームページ)を作成することは可能です。

 

 

追記:Owndに対しての疑問について自分なりの解決

 

疑問1. Owndはブログ性質が強くてアメブロと比較した場合、立ち位置がよく見えない?

アメブロにはブログであることによっての限界があり、ホームページの体を持つことはできない。Owndにブログ機能が実装されており、ブログ機能を持ったホームページとしての運用ができます。

 

疑問2. Owndの機能面において物足りなく感じる

Owndはシンプルさを壊さないように機能を厳選している。このことがヘビーユーザーには不満であってもスキルが高くない、特に初心者にとってはむしろメリットとなります。きっとOwndはそこを狙っているのでしょう。

 

疑問3. Owndはカスタマイズで可変できる範囲が狭いんじゃないかな

これも初心者にはまったく必要のない件。BEEのようにホームページを自分仕様でゴリゴリとカスタマイズしたい人はJimdoとか他を使えば良いと思うし、それだけの話。もちろんそういう人にはこれまで同様Jimdoをオススメします。

 

疑問4. Owndのサービス展開としての未来は?

今回有料プランができたことで、少なくても収益を上げてサービスを存続、拡張させようという動きは感じることができた。有料プランの中身はもっと希望があるが、ひとまずこの第一歩を評価したいと思うし期待も高まるところです。

 

ー 以上です ー

 

あと、Owndの操作感が良いと書きましたが、このことはまた後日あらためて記事にしたいと思っています。今日はこのへんで。