アメブロをどう位置づけてどのように使って行くかは個々で違ってくるでしょうが、一時から見ると「アメブロだけ」でビジネスが成り立っているケースは圧倒的に減ったと感じています。

 

「アメブロだけ」というのは言葉どおり、他にホームページもSNSも持たずに、アメブロのみでコンテンツ(情報)の発信をし、成果を出せているということです。

ちなみに成果とはアクセスが多いとかではなく、仕事を受けて売上が上がっている状態を言います。

 

実際そうなると、その数は極めて少ない数にまで落ち込むのではないかと見ています。

ただし、実際に確認する術はありませんので、あくまで外から眺めての感想ではありますが、おそらく見立てはそう間違っていないでしょう。

 

アメブロは日本のブログサービスの中では最も多いアクティブユーザー数を叩き出していますので、そこを広大な畑として見る人がまだまだ多いかもしれません。

しかし、アメブロで繋がって顧客を増やすなんて手法が容易く通用したのは、もう過去の話です。

 

では2018年のアメブロをどう捉えれば良いのでしょう?

そしてどう使って行けば良いのでしょうか?

 

BEEの場合、今年のキーワードはアメブロパワーを過信しないことと考えています。

 

昨年の後半からアメブロは迷走の一途を辿っている感じが顕著になってきています。いったい何をどうしたいのか分からないような仕様変更が数多く重ねられ、それに伴い(そう思われる)バグやエラーが多発している状態です。多くのアメブロカスタマイズ屋がアメブロに振り回され疲労した年でした。

 

アメブロは一体「誰のために」そうしているかが分からないため、もはやアメブロがどこへ向かってどう変わって行くかがまったく掴めません。どうもそれは「ユーザーのため」よりも「サービス側の都合」の方が大きい改変のようにも見えました。

 

何年も前にあったアメブロバブルはとっくにはじけています。

 

こうなってくるとアメブロだけに頼ってのビジネス展開がいかに危ういことなのか、ますます考えなければなりません。もはやアメブロは、SNSなどと同じ扱い程度とした方がうまく活用できそうです。

 

アメブロに書くものを財産とは考えてはいけません。

むしろこれまで以上に、最悪サービスがなくなっても痛くないという心持ちでやっていくくらいが丁度良さそうです。

 

ぜひビジネスの核となるホームページをしっかりと持ち、その付加価値のひとつとしてアメブロを動かして行くことをおすすめします。