時間も”断捨離”

一時期ブームになった”断捨離”。
この考え方を時間に当てはめたらどうでしょうか？

これまでにドラッカーの時短術を紹介してきましたが
彼は、「時間のムダはどれだけ減らしてもキリがない」
と指摘しています。

それは、部屋にある不用品を片づけても暫くすると
そこに新たな不用品？が占拠してしまい、また、捨てる
の繰返しと同じです。

今回は、ビジネスではモノ以上に厄介で、時と場合に
よっては足かせとなってしまう”情報”を”断捨離”
してみます。

今回、お話する情報の”断捨離”を行うことで
あなたは、オリジナルの”断捨離”で空間のゆとりを
得たように時間のゆとりを得られるようになります。

具体的には、
情報を捨てると、情報に付随する仕事が捨てられ、
その仕事の時間が無くなることで時短につながります。

あなたの顧客リストを開いてみてください。
その中に、もう取引が無いのに登録されている
取引先はないですか？

今までの経験から、あなただけではありません。
結構、多くのお店や企業で起きています。

客観的にみると、取引の見込みはないのでリストから
外してもと思うので「なぜ？」と聞くと

幾つかでてきました。

・出し続ければ買ってくれるかもと期待を持っている
・顧客リストが減って、空行が出来るのが怖い
・今までに得たものを捨てるのは勿体無い
・メンテが面倒に感じやってない等

でも、折角、封筒や郵送料を払って送ったＤＭが今までズット
ゴミ箱直行だったのが、突然見てくれるか？

見たとしても記憶から消えた店で買ってくれる？

そんな顧客情報だったら意味無いでしょ？
それに、送られた方も毎回、毎回迷惑に感じてない？

それよりも、「オ！、ここで買えるのか、行ってみよう」という
人に送った方が良いでしょ？と質問すると

「今まで、全く反応のない顧客情報はリストから外す。」
と言いましたが・・・

今回、このお店は、反応のない売上に結びつかない
顧客情報をリストから外すことで、

”売上結びつかないＤＭを送る”という仕事を捨てることになり
その結果ＤＭコストの削減や印刷、ＤＭ作成などの時間が少なくなり
お金や時間の短縮へとつながりました。

また、「出し続ければ買ってくれるだろう」という期待営業から
「必要な人に商品の提供を通じてお客様に貢献」という貢献営業へと
気持ちを整理することで、前向きな営業に切り替わりました。

情報の”断捨離”を行ったことで

・不要な仕事を捨てる「コトの”断捨離”」
・売れる見込みのない人は外す「人の”断捨離”」
・ほのかな期待営業からお客様に価値を与える貢献営業へと変える
　「気持ちの”断捨離”」
・効果のない時間を捨てる「時間の”断捨離”」

という４つの”断捨離”を実現できます。

現代の企業経営に於いて、不要な情報はあらゆる無駄なコストの
発生源になります。

逆に言うと、情報を整理、”断捨離”することで大幅なコスト削減に
結びつきます。

あなたも、身の回りにある情報、データを見直して”断捨離”を
行ってみませんか？

きっと、ゆとりが出て、ストレスが無くなる日々が訪れます。

もし、情報の整理の仕方が分らない方はメッセージにてお知らせください。
今までに情報整理の勉強を行い、実務でも行ってきたことがありますので
サポートできますので、メッセージにてお声かけください。