「イノベーションシンキング」 ポール・スローン
を読みました。
アイデアを考えていくうえでの姿勢を再確認!
① 前提を疑う
② 探り出す質問をする
③ 見方を変える
④ 奇抜な組み合わせをしてみる
⑤ アイデアを採用し、応用し、さらに改良する
⑥ ルールを変える
⑦ アイデアの量を増やす
⑧ 試してみて、評価する
⑨ 失敗を歓迎する
⑩ チームを活用する
◆ ビジョンの設定とそれを社内に浸透させるための秘訣
・ 何も変えないでいるという選択肢はないという意識を全員に浸透させる
・ 変化の必要性を伝える
・ 組織が目指すべきゴールを描く。それによる恩恵を視覚化する。
・ 組織の士気を高め、牽引するビジョンをつくる。それは柔軟性があり広義のものとする。
・ ビジョンとメッセージ、さらにそこから派生する戦略的目標を伝達する。
・ 計測可能なターゲットと期限つきの革新目標を引き出す
・ ビジョンが正しく理解されていることを確認するため、フィードバックを求める
・ ビジョンにそって自身の目標を設定させることにより、社員にこの過程を賛同させる
・ eメールやイントラネットを用いて、双方向コミュニケーションをとる
◆ ビジョンを実現するための秘訣
・ 経験や地位に応じて、スタッフに権限を与える。このとき、1人ひとりに要求するゴールを明確に示し、合意をとること
・ 未知の世界への恐怖、失敗の恐怖を軽減するよう努める
・ 成功に向けた計画をし、同時に失敗の準備もする。
・ クリエイティビティを引き出す職場環境を整える
・ 緊急事項にのみ忙殺されることなく、イノベーションのために立てたゴールに焦点を当て続ける
・ イノベーションのためのスキルを磨く
◆ リーダーの役割
① チームのやる気を出させ、意欲をあたえることで
② 組織をさらに機敏で、変化に対して敏感で、革新的なものに高めていくこと
◆ そのためには、以下のものを含むビジョンをつくって共有し、組織に浸透させる。
① ミッション
② 価値基準
③ 組織風土
④ 目的
◆ ビジョン実現へのステップ
① 権限を与える
② コミュニケーションを通じて恐れを減らす
③ 予備プランを用意する
④ 環境を整備する
※時間的プレッシャーのもとでも、創造的になりうる場合もあることがわかった。それはリーダーが彼らに使命感を与えることができた場合だった。何のためにこれをするのかという目的意識を共有し、結果を出すためには、創造的な努力が必要だということがわかったいたときには、時間プレッシャーがあっても、創造力を発揮し、成果を出すことができた。
⑤ 目標に集中する
※成功する人は、緊急ではないが重要なことを重視する。成功する人は、緊急の課題については、誰かにまかせたり、優先順位をつけたりして、遠い先の大きな見返りとなる戦略的な変化や新しいことに取り組む時間を手にいれている。
⑥ イノベーションの技術を使う
◆ 創造力を押しつぶす12の悪習
① アイデアを批判する
② ブレーンストーミングを軽視する
③ 問題を抱え込む
④ イノベーションに効率を求める
⑤ 過労を美とする
⑥ 計画にないことをしない
⑦ 失敗した人を責める
⑧ 新しい事業にすぐに結果を求める
⑨ すべてをアウトソーシングする
⑩ 内部から昇格させる
⑪ 通常のラインに革新のプロジェクトを委ねる
⑫ 訓練しない