高齢なのに加齢臭がない人達
人の匂いを間近で嗅いで、あ~これが「加齢臭」というヤツか・・・・・と実感するようになったのは、ここ最近のことだ。
たとえば。
私は地域の自治会役員をしている。その自治会で、高齢者向けに「成年後見人制度セミナー」を行ったのだが、会場の設営準備をしていて、気が付いた。
スタッフだけだった会場に、じょじょに高齢の自治会員が集まってくる。
すると、それまで無臭だった会場が、しだいにカビ臭い空気に包まれていく。
集まったのは、60代から80代の方で、おそらく所有する財産の行く末を心配する人たちだ。
立ち込めているのは、加齢臭に間違いない。
で・・・・なんでこの話をするかというと。
私は、60代から80代の方たちの、もう一つまったく別の集団に接する機会があり、それとの比較をしたいからだ。
別の集団とは、スポーツクラブの会員だ。
施設にはプール・スタジオ・ジムがあり、水泳・ヨガ・ダンス・筋トレなどで、みなさん日々汗を流している。
自治会構成員と同じような高齢者が毎日出入りする、スポーツクラブの更衣室。
この更衣室で、私は加齢臭を嗅いだことがない。
いっぽう、自治会の役員仲間は60代~70代だが、この人たちにも加齢臭は感じない。
・・・・以上が意味するものとは?