明治アミノコラーゲンの効果測定とマーケティングについての講義 | 健康情報を考えるブログ

明治アミノコラーゲンの効果測定とマーケティングについての講義

6月16日土曜日、「アミノコラーゲンのセミナー」に出かけてきた。講師は株式会社明治健康事業本部の後藤祥二さん。


このセミナーは日経BP社と(株)テクノアソシエイツが運営する、「健康美容情報コミュニケーター講座」の「トレンド体験」講義で、受講生以外の講座OB向けの数人の聴講枠に参加した。


下の写真は、セミナー参加者に無料配布された「缶入アミノコラーゲン粉末28日分」と「瓶入ボーテホワイトカプセル28日分」。両方で市価6000円相当の製品で、持って帰って妻にプレゼント。



美人女優リン・チーリンさんがテレビで宣伝している、明治アミノコラーゲン。


だいぶ前に、缶入の粉末を購入して、摂取しようとしたことがあったのだが、そのときは「あまりおいしいものではない」という感じがして、結局、一缶を全部食べきらずに捨ててしまった記憶がある。


しかし、現在の粉末タイプは完全に脱臭処理がされていて、臭みはまったくない。粉末をそのまま口に入れると、ほんのり甘みがして、「おいしい」といえる食品だ。


もうひとつの瓶入の「ボーテホワイト」には、いま話題の抗酸化成分「アルガリウム」が配合されている。アルガリウムは抗酸化力がたいへん高く、活性酸素の除去と色素沈着抑制が期待出来る。L-シスチン、ハトムギエキスなど定評のある美白美容成分も含まれている。


速効型高吸収タイプの「ボーテホワイト」は粒状で摂取しやすいこともあり、肌のうるおい、やわらかさ、張り、美白を求める人にはうれしい製品といえるだろう。


ところで、コラーゲンを食品から摂取しても、体内でアミノ酸に分解されてしまうため、そのまま体の組織のコラーゲンになるわけではない。体内でのコラーゲン合成が増えるためには「コラーゲンペプチド」という形で摂取することが有効だ。


コラーゲン繊維は、強固で大きな構造体で、そのままでは水に溶けず、体内への吸収も悪い。これを長時間加熱し、バラバラにしたものが「ゼラチン」で、その分子量は数万から数十万。コラーゲンペプチドはゼラチンをさらに数千前後の分子量まで低分子化したもの。水にも溶け、冷やしても固まらず、さらに体に吸収されやすいという特徴がある。



セミナーでは、コラーゲンペプチドが人間の肌や髪にどのように作用するかの臨床試験データの解析や、アミノコラーゲンの製品開発や販売戦略の歴史、情報発信の苦労話と今後の可能性、などをたっぷり聞くことができた。



セミナー内容を具体的に書くことはできないので、項目の見出しだけを紹介する。


★明治アミノコラーゲンの歴史
★コラーゲン分布と年齢による量の推移
★肌とコラーゲン
★コラーゲンペプチド
★コラーゲンのアミノ酸スコア
★摂取したコラーゲンの効果(推定)
★コラーゲンの構造を保つために必要なアミノ酸
★Hyp含有ペプチドの皮膚繊維芽細胞に対する効果
★繊維芽細胞増殖への影響
★ヒアルロン酸産生への影響
★乾燥肌に対する魚コラーゲンペプチドの6週間摂取臨床効果
★摂取前後の肌の状態試験方法
★肌の状態比較
★コラーゲンペプチド経口摂取による皮膚角層水分量の改善効果
★コラーゲンペプチド摂取臨床試験方法
★魚コラーゲンと豚皮コラーゲンの比較
★25歳が毛髪の曲がり角
★毛髪の痛みの原因
★健康で美しい髪
★毛髪に対する効果
★毛髪に対する効果の試験方法
★コラーゲンペプチド含有食品摂取による毛髪径の変化
★コラーゲンペプチド含有食品摂取による毛髪状態のアンケート
★明治アミノコラーゲンシリーズ
★進化し続けるアミノコラーゲン
★こだわりの基礎美容成分配合
★注目のスペシャル成分(プレミアム)
★速攻・濃密(BEAUTE 濃密タブレット・ドリンク)
★美白(BEAUTE ホワイト)
★他の抗酸化材にはないアルガトリウムの特徴的な作用
★アルガトリウムは活性酸素の蓄積を大きく抑制
★アルガトリウムは各種抗酸化剤と比較しても抗酸化力が格段に高い
★アルガトリウムは体内の抗酸化成分グルタチオンを増加させる
★美白におけるアルガトリウムの作用メカニズム
★アルガトリウム臨床試験概要
★専門医も認めるアルガトリウムの肌の明るさ改善効果
★アルガトリウムとコラーゲンの美白・美肌効果
★コラーゲンの効果的な摂り方