安売りしないでもお客様から選ばれる価値とは?
消費者の立場としては、モノやサービスが安く買えるのはありがたい話。品質や満足度に大きな差が無いのなら、どのメーカーや販売店のものでも、構わないわけです。
しかし、メーカーや販売店の側に立ってみると、値下げの価格競争は脅威です。
価格競争に勝って生き残っていけるのは業界のリーダーで、体力のある大企業。中小企業や個人商店は、同じことをするわけにはいきません。
中小企業や個人商店が生き残って業績を伸ばしていくためには、
「安売りしないでもお客様から選んでもらえる価値」
を提供していく必要があります。
モノやサービスを買う理由は、値段だけではありません。「自分が真に求めているもの」が手に入るなら、人は喜んで相当の代価を支出します。
モノやサービスを選ぶ理由が「値段」ではないという場合、選ぶ理由はその商品が持っている「独自の価値」です。
「独自の価値」を提供できれば、「消耗戦」に巻き込まれずに商売を続けていくことができます。
・・・と、ここまでは、よく知られている考え方で、別に目新しいことではありません。
私がきょう、紹介するのは、藤村正弘さんの
安売りするな! 「価値」を売れ!
という本です。
個人商店主、スモールビジネスオーナーが今日からすぐに実践できる、「独自の価値」の32個の作り方が書かれています。
また、「価値を分りやすく伝える」ことが一番重要であることも、この本を読むとよく理解できます。
「自分の店や商品には独自の価値など無い・・・・」と早計にあきらめる必要もありません。
ちょっと見方を変えて工夫を凝らしただけで、売り上げアップに成功した普通の商店の話がたくさん出てきます。
私も元旦にこの本を読んで、「やる気」がいちだんとアップしました。
安売りするな! 「価値」を売れ!
実業之日本社刊
藤村正弘著