どっちが有利な方法か?
先日、私も生徒として所属している、アフィリエイトの私塾のユーザーズフォーラムで、ドメインの取りかたについて質問がありました。
質問は、ドメインの種類やつづりによって、アフィリエイトをするうえで有利・不利に働くことはありますか、というものです。
ドメインにかぎらず、アフィリエイトの勉強や実践を進めていくうえで、いろんな選択肢があるとき、「どっちが有利なのか?」という疑問は、つねに湧き起ってくるものだと思います。
私自身は、「自分がやりやすい方法でやる」という風にしています。選んだ方法が正解であるかどうかは、気にしません。
「多くの人にとって最適な方法」であっても、自分にとってやりにくいものであれば、さっぱり生産性があがらず、結局「適していない」ということになります。
また、管理やメンテナンスの面でも、自分に合っていなければ、非効率な方法になってしまいます。
ドメインの取り方にしても、「自分のルール」で進めてぜんぜん問題ないと私は思います。
「面倒なので何も考えない」のも、立派なルールです。
「とにかくなるべく安いものを取得する」のもアリだと思います。
「魚の名前」や「花の名前」で取る人もいます。
「日本語ドメインを使う」のも手法のひとつです。
「中古ドメインを使う」のも手法のひとつです。
「自分は.orgが好きだから」なんていうのも理由になります。
それぞれに人によってメリット、デメリットがあると思います。
私自身は、管理やメンテナンスの面で、読みにくいものや意味がない語句のドメインは、苦手です。
中古ドメインは意味の良くわからないものやサイト趣旨とかけ離れたものを使うケースが多くなりますし、日本語ドメインのPUNYコードは見ただけでは区別がつかず、記憶できないので管理がたいへんです。
管理がたいへんですが、日本語ドメインは確かに強いので、「いまのところ多用している」という事情はあります。
100円のドメインを大量に買いすぎて、一年後の更新のときに、何十万円も更新費用が発生することになり、捨てるかどうかで相当に悩む時間を無駄に費やしてしまうこともあります。
安いドメインは、捨てる覚悟で実験サイトを大量に作るときは重宝します。
そんなこんなで、
「何が有利なドメインなのか?」を考えるよりも、アフィリエイト運営の全体にとってコストパフォーマンスが優れている運用方法を考えるほうがプラスになると、今は思っています。
「どっちが有利なのか?」を考えているとき、たいていは、「手段や方法」を問題にしているわけですよね。
「手段や方法」について「最適解」を求めることは、あまり意味がないというだけでなく、かえって有害ではないかとさえ思っています。
「何を売るか」「誰に売るか」という、アフィリエイターが一番研究しなければならない課題に較べれば、「手段や方法」は自分に合ってさえいればよいという程度の、重要度の低いものだと思います。
「最善の策」よりも「次善の策」のほうが、コストパフォーマンス的には優れている、とうこともよくあることですし。