仕事に時間を割り当てても、仕事は終わらない? | 健康情報を考えるブログ

仕事に時間を割り当てても、仕事は終わらない?

ジョブ管理、時間管理の話題です。


複数の仕事(案件)をかかえていて、同時にはこなせないため、曜日で割り振ったり、一日の中の特定の時間帯に割り当てて、その予定を消化していくようなことが、よくあります。


ところが。


私の場合、これがうまくいかないことが多いです。


仕事にいくら時間を割り当てても、その仕事が終わらないのです。次の日に仕事を持ち越してしまったり、先延ばしになったりします。


そんなことをいつも繰り返していては経営が成り立たないのですが、逆に仕事が非常にはかどる場合もあり、バランスが取れています。


仕事が非常にはかどる場合とは?


それは、


時間に仕事を割り当てることができた場合


です。


え? 同じことじゃないの?


と思われるかもしれません。でも、私の中では、意味が違うのです。うまく表現できません。いくつか例をあげてみます。



【1】
突発的な案件で、今日中に終わらせる必要がある場合に、猛烈に仕事がはかどった。


【2】
着手する前にはぼんやりと「数日かかる」と思っていた仕事なのに、いざ始めてみると興が乗り、「3時間で終わってしまった」。


【3】
外出で予定している電車の発車時刻まであと30分あるので、「20分でできる仕事」を取り出して取り組んだところ、集中して仕事ができた。


【1】では、「取引先の期待に応えたい」という気持ちが働いています。
【2】では、仕事をこなしている時間が楽しく、充実しているといえます。
【3】はいわゆるスキマ時間です。



「仕事がはかどった例」を考察してみると、


強い動機がある
夢中になってしまう
持ち時間が限られている


という要素がからんでいるように思います。


【1】の例は、単に締切があるというだけの場合ではありません。相手に「明日までかかります」といえば済むところを、「なんとかしてあげたい」という「強い動機」があったから、仕事が終わったのだと思います。



私が思うに、いずれの例の場合でも、


「集中できる特殊な時間」が、「向こうからやってきた」


というケースなのではないでしょうか。

そして、「時間を使い切る」という感覚を味わうこともできています。




冒頭に、「仕事に時間を割り当てても、仕事は終わらない」と書きました。


仕事を上手に進めていくためには、「時間に仕事を割り当てる」ことが有効だと思っています。


別の言い方をすれば、


時間をフルに使い切る経験を積んでその感覚を生かし、「集中できる特殊な時間」を自分でコントロールできるようになること


だと思います。