生活不活発病 予防マニュアル | 健康情報を考えるブログ

生活不活発病 予防マニュアル

災害時の避難所などでは動く機会が減りますので、体の機能低下が心配です。特に高齢者では、筋力低下、うつ状態、知的活動の低下、めまい・立ちくらみ、静脈血栓などが起こってきます。

国立長寿医療研究センターでは、地震被災地の避難所などで不自由な生活をしている人が、「生活不活発病」におちいる危険性を指摘し、予防マニュアルや啓発用のポスター、チラシを公開しています。

◆国立長寿医療研究センター公式HP
http://www.ncgg.go.jp/



また、日本理学療法士協会でも、生活不活発病を予防するためのリーフレットを公開しています。

◆日本理学療法協会公式ホームページ
http://www.japanpt.or.jp/



国立長寿医療研究センターのHPによると・・・


★生活不活発病とは?


「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、心身の機能が低下して、「動けなくなる」ことをいいます。


地震のため環境が変化したことで、生活が不活発になりがちです。周囲の道などが危なくて歩けない、周りの人に迷惑になるからと、つい動かないということもあります。


それまでしていた庭いじりや農作業ができなかったり、地震の後だからと遠慮して散歩やスポーツ・趣味等をしなくなったり、人との付き合いなどで外出する機会も少なくなりがちです。


このように生活が不活発な状態が続くと心身の機能が低下し「生活不活発病」となります。特に、高齢の方や持病のある方は起こしやすく、悪循環となりやすいので、気をつけましょう。



★予防のポイント


[1]毎日の生活の中で活発に動くようにしましょう


[2]家庭・地域・社会で、楽しみや役割をもちましょう
  遠慮せずに、気分転換を兼ねて散歩やスポーツや趣味も


[3]歩きにくくなっても、杖や伝い歩きなどの工夫を
  すぐに車いすを使うのではなく


[4]身の回りのことや家事などがやりにくくなったら、早めに相談を
  練習や工夫で上手になります。「仕方ない」と思わずに


[5]「無理は禁物」「安静第一」と思いこまないで
  疲れ易い時は、少しずつ回数多く
  病気の時は、どの程度動いてよいか相談を。




◆予防マニュアルや啓発用のポスター、チラシダウンロードページ

★国立長寿医療研究センター
http://www.ncgg.go.jp/


生活不活発病予防喚起ポスター 避難所用
生活不活発病予防喚起ポスター 在宅用
生活不活発病予防喚起チラシ 避難所用
生活不活発病予防喚起チラシ 在宅用
生活機能予防マニュアル~生活不活発病を防ごう~
生活不活発病予防喚起チラシ 医療・保健専門家向け
生活不活発病予防喚起チラシ 被災者向け



★日本理学療法協会
東北地方太平洋沖地震 本会災害支援情報
http://www.japanpt.or.jp/10_etc/japanquake2011.html

[1]生活不活発病予防リーフレット((社)日本理学療法士協会版)


[2]災害時に体力を落とさないためのリハビリ(一般向け)


[3]災害時の理学療法マニュアル(医療者向け)
  理学療法(運動療法、リハビリテーション)を実施する際の
  リスク管理(リスク層別と対応)について解説されています



◆ミニ知識 理学療法士

★理学療法士とは

理学療法士を一言でいうならば動作の専門家です。寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。関節可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改善に必要な技術を用いて、日常生活の自立を目指します。


★理学療法士の活躍場所


・介護保険サービス
 通所リハビリテーション/訪問リハビリテーション
 住宅改修・福祉用具のアドバイス


・医療サービス
 病院/診療所


・保健サービス
 機能訓練事業/介護予防


・行政サービス
 市・区役所/養護学校


・福祉サービス
 障害者福祉センター/障害児(者)通所・入園施設


・トータルヘルスプラン事業
 健康管理/スポーツ

(日本理学療法協会HPより)