おみやげ・名産品キーワード【青森編】 | 健康情報を考えるブログ

おみやげ・名産品キーワード【青森編】

2010年12月に、新青森駅まで全面開通した東北新幹線。それに伴い、青森関連の話題がメディアで取り上げられる機会が増えました。


また、青森の八戸は「せんべい汁」でも有名です。


せんべい汁は、江戸時代(幕末)の天保の大飢饉の頃に八戸藩内で生まれ、その後200年以上、現在の南部地方一帯で食べられてきたそうです。


八戸では、2000年から商工会議所が「八戸観光開発プラン」を立ち上げ、東北新幹線の延伸開業と一緒に町おこしをする取り組みをしてきました。その一つのテーマが「食文化創造都市・八戸」です。


約3000食のせんべい汁を振舞う「八戸縄文なべ祭り」もこの流れの中にありました。


「せんべい汁」は、2007年(平成19年)12月18日に、農林水産省主催農山漁村の郷土料理百選(郷土料理100選)に青森県の郷土料理としていちご煮と共に選ばれています。



そして「せんべい汁」の名を一気に全国に広めたのがあの「B-1グランプリ」。


記憶に新しい2010年9月開催の「第5回B級ご当地グルメの祭典B-1グランプリ」は、神奈川県厚木市に、2日間で43万5000人を集める大盛況の祭典でした。今や国民的イベントとまで言われています。


このB-1グランプリは、実は八戸市の異業種市民団体「八戸せんべい汁研究所」が始めたものなのです。


「八戸だけの活動ではなかなかメジャーにはなれない」
「それなら全国大会をやって注目を集めよう」


最初はB-1グランプリといっても何のイベントであるかも理解されず、全国で10団体を集めるのにも大変苦労したそうです。


2月という冬の極寒の季節に、東北の八戸で開催。


おでん・カレー・焼きそば・焼きとりなどの身近な料理で、果たして人が集まるのか。


ものすごく大きな不安を抱えての開催でしたが、ふたを開けてみれば1万7000人を集め、ほとんどのメニューが昼には売り切れてしまう大盛況だったそうです。


メディアがこぞって取り上げ、第2回の富士宮大会で2日間で25万人を集め、一気に知名度を高めました。


その後も、第3回久留米大会、第4回横手大会と、いずれも地方の都市に20万人以上を集客する大イベントとして注目を集めてきました。



集客事例として「B-1グランプリ」が面白いのは、「まちおこしに取り組む団体」だけが出展できるという点です。


飲食店や企業は出展することができません。


出展できるのは、B-1グランプリの主催団体である社団法人B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称:愛Bリーグ)に加盟する「まちおこしに取り組む団体」だけなのです。





■いちご煮

いちご煮は、ウニとアワビのお吸い物で、青森県八戸地方の郷土料理で、八戸市内のほとんどのお土産屋さんで売られている名物です。


【元祖いちご煮】
味の加久屋
八戸市鮫町福沢久保3
http://www.ichigoni.com




おみやげ・名産品・ご当地グルメキーワード
【青森編】


★青森県の代表的なおみやげ

いちご煮
レトルトいちご煮
せんべい汁缶詰セット(しょうゆ味)
帆立姿焼き缶詰
帆立貝柱水煮缶
青森ホタテ缶詰セット
けの汁
小向製菓アップルクーヘン
(出典・えきねっとShopping http://www.eki-net.biz/


★青森県のおみやげ屋・贈答品店

・株式会社青森観光物産
  青森県青森市長島4丁目11-5
・株式会社味の加久の屋
  青森県八戸市大字鮫町字福沢久保3
・株式会社亀田商店
  青森県東津軽郡平内町大字清水川字大川添76
・しじみ亭奈良屋
  青森県北津軽郡中泊町大字今泉字唐崎255
・たこしま商店本社工場
  青森県青森市沖館4丁目5-33
・つがる漬の鎌田屋
  青森県弘前市大字和徳町6
・花万食品株式会社
  青森県八戸市大字白銀町字三島下24
・村井おみやげ店
  青森県青森市大字浅虫字蛍谷27
・有限会社岩木屋本店
  青森県弘前市大字常盤野字湯の沢7-1
・有限会社太田由蔵商店
  青森県青森市新町1丁目3-7
・有限会社松栄堂/本店
  青森県青森市栄町1丁目5-4
・有限会社もりた観光物産
  青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486