「投資CF」から読み解けるもの
ここでは会計期間で投資に要した現金の増減を示す訳だが、通常、マイナスであってもおかしくない。
企業が継続して行くためには投資は不可欠であるからで、例えば、物を製造するのであれば機械も必要だしその更新も必要だ、増産しようとすれば新たな工場も考えなければならない、商圏を広げるなら営業所開設も必要だろう。
したがってこの項目はあまり極端でなければ、或いは理由がハッキリしていればマイナスになることは問題ではない、むしろ、企業の成長を伺わせる一面も持っている。
ただし、収入に見合った投資を行うことは言うまでもない、投資CFのマイナスは営業CF(収入)との兼合いの中で適度に必要なものなのである。
企業倒産の際、この項目が無茶な買い物や事業計画で極端に膨れ上がることが多い。
では、逆にプラスになる場合だが、端的に言えば、その企業が持っている財産を現金化つまり売却したことになる、例えば有価証券を売却したり、支店を閉鎖して土地などを売却したりといった事が該当する。
つづく(暇なときに)