「淡水化技術」

「石油から水へ」これは近未来、間違い無くやって来る。

さて現代、世界は深刻な水不足問題に直面しつつある。
その原因は、人口増加、近代農業、エネルギー「水」、地球温暖化のによる砂漠化など数え上げればきりが無いが、現代人の必要不可欠な事象の相対としてある。

そもそも、地球は水の惑星で、人間を構成するものの6割は水で、陸に生活の場を求めた人類は淡水が無ければ死滅してしまう、その中で、水不足問題をいかに解決するかは、人類存亡をかけた他の問題とは比較にならない喫緊の問題である。
最初に言って置くが「石油」と違い「水」は無くなる訳ではない、「必要な水」が確保できないといった問題なのだ。

当面は海水を淡水化し、この「必要な水」を具体的に確保するのだろうが、方法としては、概ね2種類ある。
海水を蒸発させる「蒸発法」と、水分のみを通すろ過膜技術の「逆浸透法」だ。

「蒸発法」はその名のとおり海水をエネルギー(主に原油)を使って蒸発させ真水化する、これでは問題を膨らましているうえ、解消にはならない。やがて枯渇するであろう化石燃料に依存する体質は変わっていないのである。

一方、「逆浸透法」は真水化する過程において環境問題を伴わないが、逆浸透膜のコストの問題がある。
そこで、量産化などの技術開発によりコスト削減を進行させているのだ。
結果、産油国のみならず今では世界各地でプラントの建設計画が進んでいる。

この「逆浸透法」による淡水化事業に絡んでいるのが日本では世界シェア2位の日東工業と3位の東レになる。
当然、この需要は拡大が予想されるが、淡水化関連ビジネスはその規模、金額とも長期的な視野が必要だ、企業の成長もおそらく想像を超える規模に中長期的な見地に立てば見込めるであろうと予見する。

こうした企業の株は短期的視野ではなく、預貯金、株価暴落時、可処分所得を獲得時などに購入すると良いだろう。