ニートレスキュー28 幸福感 | 心象風景

心象風景

日々の体験、思った事をつづります

 僕の稚拙な思考法によって導きだされた、孤独は概念、幻想に過ぎないとの答えに納得していいのかどうなのか分からない。もっと語彙を持っていてもっと論理的思考ができる人ならばもっと精緻な思考ができるのだろう。
 自分は物理学の専門化でもなければ心理学の専門家でもなければ論理学の専門家でもない。その表層を解説した情報を頭に入れただけに過ぎない。もっと勉強してから考えるべきか。
 勉強をして損をする事は無いが、今はそんな気が起きない。ならば半端な知識で思考するな。道具、材料が乏しいのに車を作ろうとするようなものだ。ろくな車はできないだろう。

 眠気が襲ってきた。ほぼ100%このまま眠りに就くのだろう。眠って、目覚め、食べ、排泄をし、何かの作業をしてまた眠る。その繰り返しのうちにやがて死ぬ。何の不自由も無く生活ができる事自体は有り難い。

 死ぬと僕はどうなるのだろうか。身体を残したまま息を引き取るのか、大爆発に巻き込まれて跡形も無く消えるのかは分からないが、とにかく僕はやがて死ぬ。死んでみなければどうなるのかは分からない。

 カーテンに遮られ弱められた陽光が目に入った。すこし眩しい。やはり僕は眠ったようだ。携帯端末の時計を見ると8時間ぶっ通しで眠っていた。夢を見た記憶が無い。熟睡したのだろう。
 シャワーを浴び、口の中をすすいでから昨夜買っておいたインスタント食品を食べることにした。乾燥したスパゲティに湯を注いでパックに入ったミートソースをかけるというものだ。湯切りをする必要が無いという優れものだ。なかなか美味しかった。
 さて、今日は何をしようか。さらに街を散策するか、オープンカフェで澄んだそよ風にあたりながら読書でもしようか。考えるだけでも気分が高揚してくる。嗚呼、自分はなんと幸福なのだろう。