21世紀の健康社会を創造する -133ページ目

日常の「選択」 そしてセルフマネジメント

 昨日は東京もかなりの寒さになりました。三陸に電話をしたら「雪が降っている」ということでした。今日のウォーキングは、ハードになりました。早めのウォーキングと遅めのウォーキングをくりかえします。
$21世紀の健康社会を創造する自宅の近辺

$21世紀の健康社会を創造する新青梅街道

$21世紀の健康社会を創造するデーケァセンター
自宅の近辺と新青梅街道のウォーキングです。このごろ目立つのがデーケァセンターです。東京も高齢者が多くなっています。

 日曜日午後6時から、NHKのEテレでコロンビア大学ビジネススクールのシーナアイエンガー教授(ホームページ)の白熱教室が放送されています。

 今日の白熱教室では、「選択日記」をつけてその選択が良かったか数字で評価すると「あるパターン」が見えて選択の間違いを少なく出来るということでした。盲目のため点字の原稿で講義していきます。健常人と変わりません。

 人生は日々の”選択”によって形成され、その選択とは本当に自分で決めたのか。
自分の生きた文化的な背景に影響されるというのです。

本当に自分で決めることが幸せなのか。
生命維持装置で命を維持している自分の子供に対して生命維持装置はずす決定するのは、自分がいいのか、医師に決定してもらう方がいいのか。このように現実の問題を例にあげながら解いていくのです。「シーナアイエンガーの選択の科学」訳本が発売されています。また、有名なTEDで講演を見ることができます。

よく慢性疾患のクライアントの支援をします。セルフマネジメントのしかたは、専門家とパートナーシップを組むと成功しやすくなります。セルフマネジメントの構成要素として病気の知識と技術です。医者の高度な知識ではなく、クライアントが自分の慢性病をマネジメントするために個々のテーラーメイドの医学知識と技術が必要です。

 支援者(医療専門家)がクライアントの語る症状に耳を傾け徴候を観察し、何がクライアントのセルフマネジメントに「必要な知識」と技術なのかを専門知識を活用して常に考えていく姿勢が必要です。そして、クライアントと対峙して話し合い、セルフマネジメントのための知識と技術を絞り込んでいきます。

 セルフマネジメントの知識と技術は、シンプトンマネジメントとサインマネジメントに分けます。シンプトンマネジメントは、痛み、痒さ、吐き気、めまい、倦怠感、言語障害、不安感などにどのように判断し対処したらよいかという知識・技術です。これは、病態の知識ととともに身体の出す信号に注意を傾けることによって早期に症状を把握でき対処できるようになります。サインマネジメントは、臨床検査を中心とした検査データを把握しておくことがセルフマネジメントを進めて行くために重要なことです。

 セルフマネジメントの支援障害になることは、①専門家の聴く力の不足②クライアントに相談しないで一方的に問題解決(治療)をしようとする専門家の態度③専門的な知識・技術の不足④医者にお任主義と自己主張しない日本のクライアントです。

 クライアントがセルフマネジメントできるように援助して行くためには、傾聴し共感する能力、コーチング力が必要です。また、「シーナアイエンガーの選択の科学」はセルフマネジメントを支援するための参考になります。

 慢性疾患セルフマネジメントプログラムは、1980年代からアメリカのスタンフォード大学医学部患者教育研究センターで開発が始められました。

慢性の病気をもつ人たちのための実践的教育プログラムは、日本でも開催されています。
日本慢性疾患セルフマネジメント協会 http://www.j-cdsm.org/program/index.html