長期的な三陸海岸復興ビジョン

昨日、安田講堂で開催された東大のサステイナビリティ学連携研究機構の公開シンポジウム「豊かで安全な日本を考えるサスナビリティ・サイエンスの挑戦」に参加しました。
今年は、東日本大震災後のサステイナビリティ学から見て今後の持続可能な東北を築き上げるための長期的ビジョンづくりが必要を強調したシンポジウムでした。
シンポジウムに参加して思いました。従来の学問を応用しよう思ってもむずかしい。従来の学問では、原子力発電所の事故を想定したようなものはなかった。一部の学者が警告を発していたが異形学者と思われていました。特定の企業から多額の研究費を得て研究を行ったり講演料や顧問したり、研究者自身にバイアスがかかります。利益相反の問題が顕著に出たのが原子力研究です。いつも問題になるのが研究者の利益相反の問題です。

三陸海岸で牡蠣養殖業を営み、三陸の海岸に流れ込む河川の上流に広葉樹の森を育てる活動をしている有名な人畠山重篤氏です。畠山さんの言葉「森は海の恋人」と言っています。
陸と海をつなぐために森林保護活動がいかに大切であるかわかりました。陸と海をつなぐ伝統的な資源管理。豊富な三陸海岸を作りました。過去の伝統的な知識を活かしながら三陸海岸に相応しい持続型漁業や山・魚村の村づくりの可能性を見つけることが出来ました。三陸海岸復興を考えるにあたりとても重要で有ると考えます。
また、観光として三陸鉄道が全面開通したら国で考えている新三陸復興国立公園とともに地元人による地元人の考える長期三陸海岸観光のビジョンづくりが必要であろう。そして津波と自然環境そして人間社会との関係を三陸から世界に発信することです。
今後、若く元気のいい学生が学んで、世界に通用する学問になるといいですね。三陸復興と福島原発がフィールドになって問題解決型の学問としてサステイナビリティ学の発展が楽しみです。
安田講堂から正面